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気になる「レーシック手術」のホントのところ

読者アンケートでは「すでにレーシック手術を受けた」という人が全体の9%。「裸眼で見える感覚をすっかり忘れていたのでお風呂やプールが快適」(30歳)「術後10年たつが、経過も良好で視力1.5をキープしている。今やコンタクトなどありえない」(35歳)というポジティブコメントが目立つ一方で、「角膜の手術ってイメージしただけで怖い」(32歳)という不安の声も。そこでレーシックの最新情報を専門家に取材!
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目を酷使するバイラ世代。目まわりについて常に情報アップデートが大事!

レーシック手術ってどんな手術?

「レーシックは目の中にレーザーを照射することによって角膜の屈折率を変える視力矯正方法。マイクロケラトームというカンナのような器具、またはフェムトセカンドレーザーというレーザーで角膜の上の方に切り込みを入れて、フラップという薄いふたを作ります。そこに角膜の形状を変えられるエキシマレーザーを照射してふたをします。点眼麻酔で手術を行い、痛みはありません」(市川一男先生)
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1.点眼麻酔後、マイクロケラトーム、またはフェムトセカンドレーザーでフラップを作る。
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2.角膜の端を残してつなげておき、フラップをめくる。目は閉じないように機械で固定。
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3.組織を傷つけずに角膜の形状を変えるエキシマレーザーを照射。近視や乱視を矯正。
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4.フラップを元に戻して、フラップを自然に密着させる。目の固定を外して終了!

何歳くらいが治療を受けるベストタイミング?

「30代前半であれば、10年間は裸眼での矯正視力を保てるはず。近くにピントを合わせる調節力は、年齢とともに衰えて、40代に入るといわゆる老眼が始まります。レーシック手術をすると、遠くが見える代わりに調節力の衰えを早くから感じやすくなり、年齢が上がってからのレーシックはおすすめしません」(市川一夫先生)

よい病院の見極め方は?

「手術前の検査をしっかり行うところを選びましょう。視力とは遠方が見えるだけでなくい、近くにピントを合わせる調節力が大切。調節麻痺剤を使って本来の度数を測る必要があります。価格設定が安すぎる病院はこの検査を怠っている場合が多いので注意。また、術後も1年間はフォローのあるところが◎」(市川一夫先生)
「手術をを希望するなら、その仕組みを知り、しっかり基礎知識を身につけて自己防衛すること。相談した病院に不安があれば、必ず別の病院でセカンドオピニオンを取ることが大事」と市川先生。正しい情報収集が視力キープへの道!
(写真1)撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE)  ヘア&メイク/中村未幸(roraima) スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/絵美里 イラスト/山口志のぶ 取材・文/野々山幸

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