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恋愛研究家が助言! 彼に尽くすその行動、自己満足になっていませんか?

「大事なのは相手に視点を向けること!」と助言する恋愛マスターのANNAさん。実は過去に自身も"尽くしたガール"を経験。そんな実体験をもとにアドバイスしてくれました。
有識者が経験や分析をもとにアドバイスします!

恋愛研究者 ANNAさん
キャバクラや有名クラブでの勤務、合コンなどで5000人以上の男性と会話してきた恋愛マスター。著書に『彼と"思いどおりの関係"になれる本』(大和出版)等。


見返りは求めない。「ありがとう」の言葉を欲しがるならやらない

「とにかく世話好きなおっかさんタイプ、けなげな自分に喜びを感じる自己陶酔タイプ、自己評価が低く捨てられる不安から尽くしてしまうタイプ……。その特徴や傾向はさまざまですが、苦しむ"尽くしたガール"に共通しているのが“相手への視線”が抜け落ちていること。自分の不安を解消したい、自己重要感を満たしたい、寂しいから常にかかわっていたい……欲と自己満足のために動いている人がとても多い。だからこそ、自分の思いどおりの反応が返ってこないと彼との関係に疲れを感じてしまうんです」

相手のためではなく“自分のため”に行動していないか。「まずはそこを見つめ直す必要が」とANNAさん。「そもそも“尽くす”とは相手の幸せのために献身すること。相手が求めていないものを与え続けていては、喜ばれるどころか迷惑になることも。喜んでいるのか、ウザがっているのか、相手の気持ちは観察すれば必ずわかる。メールの返信が遅くなったり、会う回数が減ったり、感謝の言葉がなくなったり……相手の表情や言葉や行動にはそれが表れているはず。なのに、視点が自分に向いている尽くしたガールはそれを無視。薄々感づいてはいるものの自分を省みず相手を責めてばかり。頼んでもいないことを勝手にやって、 勝手に見返りを求め、それがないと勝手に怒る、とんだわがままガールですよね(笑)」

恋愛研究家が助言! 彼に尽くすその行動、自己満足になっていませんか?_1
何を提供すれば喜んでもらえるのか、それを知る方法は“相手を見る”のひとつだけ。「彼が喜んでいるか、好きになってくれているか、反応を見ながら微調整する。とにかくやりすぎは禁止。相手の腹八分目に抑えるくらいがちょうどいい」と続ける。「たとえば、彼がクタクタのシャツを着ているのが気になる。彼はそれでいいと言うけれど、どうしてもアイロンをかけてあげたい……。そんなときは “やってあげる”ではなく“やらせてもらう”。自分のわがままだと思ってやる。見返りは求めない、ありがとうの言葉が欲しいと思うならやらない、大事なのは“自分がしたくてやっている”という自覚を持つこと。そうすれば、自分の行動に心が満たされるはず」

実は過去には自身も尽くしたガールを経験。そんな実体験をもとに助言を届けてくれたANNAさん。そのなかには 「彼のために疲弊するほど頑張ることができる“尽くす自分が好きガール”を筆頭に、尽くす女子たちは恋愛に情熱を持って挑める人たち。その視点と情熱の注ぎ先さえ間違えなければ、ちゃんと幸せになれる」という言葉も。「男性の心をつかんで離さないためのポイントは『受容』『理解』『無欲』の3つ。世話好きな“なんでもしてあげたガール”は相手がどんな状態であろうと受け入れる『受容』に長けていると思うし。彼の顔色をうかがう“都合のいい女になっちゃうガール”は相手のことを考え知る『理解』の素質があるはず。そこに、見返りを求めない『無欲』が加われば最強の“いい女”になれる。尽くしたガールは幸せになるための才能を持っている。それを上手に育ててくださいね!」
たんぽぽの川村さんの実体験。幸せ迷子からの脱却できたきっかけは?
尽くしたガールは3タイプに分けられた!
尽くしたガール3タイプの詳細はこちら。「ええっ、こんなことまで!?」と驚くようなエピソードも。
イラスト/平松昭子 取材・文/石井美輪 ※BAILA2019年6月号掲載

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