多彩なカラーを重ねた包容力のあるリングは、毎日のスタイルの主軸に【10年計画で楽しむリング①】

ベテランスタイリスト 室井由美子さんのウエディングリングを拝見。毎日のスタイルの主軸になるようセレクトしたミックスカラーのリングを使ったコーディネートは必見！ これから10年先もずっと楽しめる、リング選びのヒントを探ります。

エンゲージリングにはカルティエのトリニティリング、マリッジリングにはブシュロンのキャトルリング
「さまざまなジュエリーとともに楽しめることが大前提だったため、エンゲージ、マリッジともに重ねづけしやすいミックスカラーをセレクト。マリッジに選んだキャトルはピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ブラウンPVDと計 4色も入っているうえ、ほどよいボリューム感が手もとに品格を与えてくれるんです。今年で結婚12年目ですが、ほかにはないたたずまいのリングはどちらも、いまだ色あせません。この先どんなアイテムとコーディネートしようか、想像するだけでワクワクしています」

ピンクを上品に引き立てるなら気品のあるゴールドで統一
「きれい色を主役にした着こなしはゴールドを使ったジュエリーを取り入れて、女らしくやわらかなムードを意識します。キャトルはゴ ールドが3色効いているから、こんなときにも自然になじむんです」。メダイのチャームをプラスしたミズキのネックレス、ヒロタカのイヤカフ、エルメスのバングル、アールジュビリーのカットソー、ebureのパンツ、マノロ ブラニクのパンプス／室井さん私物

遊び心あふれるジュエリーで休日カジュアルを感度高く
「デニムでカジュアルに転ばせる日は、アシンメトリーなピアスや動物モチーフのネックレスなど、キャッチーなシルバージュエリーをMIX。外しすぎないように手もとはパンテールで締めて」。マリア ブラックのピアス、カルティエのパンテール、ハルポのネックレス（2種）、ユニオンランチのオーバーオール、オーラリー フォー ロンハーマンのカットソー、コンバースのスニーカー／室井さん私物

シックなブラックドレスは手もとを華やかに盛って
「しなやかな素材のシンプルな一着には、ダイヤをあしらったリュクスなジュエリーを。ゴールドのミニパンテールとテニスブレスで盛った手もとにボリュームのあるリングを合わせてもトゥーマッチになりません」。カルティエのミニパンテール、スピネッリキルコリンのリング、母から贈られたブレスレット、ティファニー Ｔのピアス、 エトロのドレス、ジュゼッペ ザノッティのパンプス／室井さん私物