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グウェン・ステファニーのプライスレスライブを追っかけ!

ロックバンド「ノー・ダウト」のヴォーカルで、その美貌やファッションセンスでも知られる歌姫グウェン・ステファニー。大の日本通としても有名で、ソロ活動では原宿にインスパイアされた「原宿ガールズ (Harajuku Girls)」などの楽曲もある人気スターが、一夜限りの単独プレミアムライブを開催。ヘロヘロで駆けつけたのに、終わる頃にはスーパー元気にチャージされたパワフルなライブをレポート!
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3月16日に開催された、グウェン・ステファニー LIVE IN TOKYOに潜入!

アイラインの角度まで見える超近距離、プライスレス!

ある日飛び込んできた、グウェン・ステファニー来日コンサートの知らせ。喜び勇んでチケットをチェックするも、今回はマスターカード会員限定ライブとのことで撃沈。すっかり諦めて過ごしていたところへ、ご慈悲の一般発売スタート。「PRICELESS JAPAN」と銘打ったプレミアムライブのプライスレスっぷりを検証する思いで、冷たい海風吹き付ける中Zepp DiverCity TOKYOに馳せ参じた。
グウェン・ステファニーのプライスレスライブを追っかけ!_2
グウェンのアイラインの角度まで見える近距離、プライスレス。
当初の会員限定という販売方法もあってか、2000人を収容する会場には若干ゆとりが。あまりガツガツしていない客層のおかげもあり、かなり前の方に陣取ることに成功した。モニターに自由の女神のようなグウェンの映像と「一夜限り……」の字幕が映し出されると、客席からは絶叫が! 続いて、アルプスの風景とともに、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌である「ひとりぼっちの羊飼い」をサンプリングしたおなじみのイントロが流れ出した。ファレル・ウイリアムスがプロデュースし日本のオリコンチャートでもトップ10入りした、「Wind It Up」からのノリノリのスタート。
プロンドの先端を黒く染めたポニーテールに、バルマンの黒いビーズトップとダメージ具合がセクシーなモスキーノのタータンチェックのパンツ。露出したおみ足とウェストが編みタイツ地で覆われたパンキッシュなスタイルに、トレードマークの赤リップに赤ネイル。女優のように跳ね上げたアイラインの角度やアイシャドウのラメ感まではっきりわかる至近距離! グウェンが登場した瞬間、今夜のライブが完全にプライスレスであることを確信した。

ホーン隊やダンサーを引き連れ、お召し替え5回!

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目も耳もエキサイティングだった、圧巻の2時間弱。
本人自ら「日本からインスパイアされた曲」と紹介した「What You Waiting For」や「Harajuku Girls」から、涙なしには聴けない「Used To Love You」まで。2時間弱のライブで歌われたのは、アンコールを含めた全24曲! ホットなダンサーを引き連れ、お召し替えすること5回という豪華すぎるプログラム。今回初めてライブで観てひしひしと感じたのが、グウェンの歌唱センス。彼女のソロ曲はトリッキーな転調やリズムを多用した難曲が多く、無意識のうちに「レコーディング技術の助けなしでは難しいだろうな」という先入観を持っていた。そんな勝手な想像をあっさり覆し、エキセントリックな裏声もセクシーボイスも自在に切り替え、ラップも聴かせるバラードもお手のものなグウェン。アルバムもいいけど、トロンボーンやトランペットのホーン隊を従えた生はとにかく迫力満点でかっこいい!

身に余る幸せ! グウェン姐さんの日本愛がスゴすぎた

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セクシーなレオパードのコスチュームで熱唱。
ここでちょっと、グウェンの日本愛を振り返ってみよう。ソロ活動を開始するに当たってスランプに陥ったグウェンが、自分ならではの世界観を発見するイメージソースとなったのが日本の原宿ガールのファッションだったというのは有名な話。そして、東日本大震災後は日本を支援するため、「私ができることならなんでもしたい」と100万ドルを寄付したり、原宿をテーマにしたプライベート・チャリティー・ティーパーティーを開き、12万ドル(約960万円)の支援金を集めたことでも知られている。
ライブ当日も、「訪れるたびに新しい発見や、素晴らしい出会いがある日本は、私にとって特別な場所。日本のファンの前で“プライスレス・パフォーマンス”コンサートを開催でき、とても感激しているわ」とコメント。「シリアスリー(マジに)」と「ガイズ!(みんな)」を連発し、「みんなのことが好きすぎて、気がおかしくなりそう! こんなにもたくさんのみんなからのマジな愛は予想してなかったの」と、3月18日(金)発売のニュー・アルバム『ディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライク』の収録曲『Misery』を初お披露目。グウェンの真っすぐな愛が伝わり、思わずうるうる。夜、眠りにつくまでずっと、胸がじんわりと温かかった。

Bye Japan #pricelessjapan gx

Gwen Stefaniさん(@gwenstefani)が投稿した写真 -

「Bye Japan」の言葉を残し、その日のうちに日本を発ってしまった多忙なグウェン。次回の来日の暁には彼女の日本愛に倍返しでこたえられるよう、今宵もアルバムと新曲をエンドレスリピートするのでした。
■『ディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライク』
(原題: “THIS IS WHAT THE TRUTH FEELS LIKE”)
2016.03.18(金)世界一斉発売予定!
UICS-1309 / \2,500+税 / 解説・歌詞・対訳付 / 輸入盤・デジタル配信:同日発売予定

文/長田杏奈

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