ボタンは？ベルトは？どう着る？　セレブのときめき☆トレンチスタイル

セレブのトレンチスタイル第３弾。それぞれが選んだ色と素材感、着こなし方からいつものトレンチコートコーデのヒントを見つけて！

エスティ・ローダーとのコラボを発表するなど、ファッションからビューティ界までが放っておかない旬な存在のケンダル・ジェンナー。トレンチコートラバーな彼女のお気に入りの一枚が、このジマーマン（Zimmermann）のユレンチ（ゆるっとしたトレンチコート）。今のところ日本未上陸のブランドのトレンチコートは、今年らしいカーキ色。風をはらむような緩やかさを、袖口のところで少しだけキュッとさせて。バルマンのクロップトップにLevel 99というブランドのレザーパンツ、バレンシアガのシルクスカーフ、さらに足元はジバンシィのブーツと、トレンチ以外は黒でまとめて。
トレンチコートは肩章がある以外はスプリングコートと言ってもいいくらいのシンプルさ。さっとはおっただけで様になる、コートそのもののデザインをいかした着こなしで。

続いて、黒のカチッとしたトレンチコートをベルトをせずにはおって着ていたケイト・ブランシェットをご紹介。家族と連れ立ってテレビのトーク番組の収録に訪れた際の一着はバーバリー。カサデイのピンヒールがぐんとフェミニンさを際立たせています。

ニコール・リッチーはトレンチコートを袖のベルトもわざと閉めない状態で着用。黒いスキニーデニム、スタッズ付きのコンバースというカジュアルな着こなしに、トレンチコートのキリッとしたフォルムがキレイさをアップさせていますね！

リリー・オルドリッジ的お仕事モードスタイルは、肩かけトレンチコートが強い味方だったみたい。
スチュワート・ワイツマンのヒールの女らしさ、ジル・スチュアートのラフッルトップのチャーミングさ、ぐっと深くスリットの入ったスカートのセクシーさ、そして高い位置で結んだポニーテール。見所満載の着こなしの仕上げにはコバルトブルーのやわらかなトレンチコート。コートのベルトは背中でゆるく結んだだけ。袖も通さず、ラフにはおって。

4月17日に42歳の誕生日を迎えたヴィクトリア・ベッカム。最近、デヴィッド・ベッカムとの離婚説がまた浮上するなど、何かと話題を振りまいている彼女。
この日、ニューヨークにある自身のブランドのオフィスに訪ずれた時のスタイルは、シルクのトレンチコートを、ベルトを一回固結びしただけの着方。ヴァイオレット色のストラップドレス、バルマンの２トーンヒール、ゴールドのクラッチ、とどこまでもフェミニンな着こなしに。

最後にご紹介するのは、ベルトもボタンもきちっとしめた、ザ・トレンチスタイル、とも言えそうな着こなし。キリッと端正にお気に入りの一着（おそらくこれはいつも着ているバーバリー）に身を包んだカーリー・クロスは、この日、著名なフェミニズム運動家、グロリア・スタイナムの新著発表イベントに出席。
プライベートでもオフィシャルな場でもトレンチコートを愛用するカーリーの、シンプルでいてトレンチの魅力をストレートに表現した着こなしを見ると、アイテムそもそもがきれいだからどこまでも着崩すことができるのだなと、トレンチの底力を感じます。

合わせているインやその日の気分で、前をしめたりベルトをしたり、あるいはさっと肩からかけたり。トレンチコートを着る方法はさまざまなので、皆さんも是非色々試してみてくださいね！