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褒め上手になる【5つの心得】って?褒め方の伝道師が教えます!

褒め下手さんが会話の中で特に心がけるべきこととは? これだけ意識すれば劇的に褒め上手に変われる“5カ条”を、褒め方の伝道師・谷口祥子さんに教えてもらいました。できそうと思えるものからチャレンジしてみて。

答えてくれたのは褒め方の伝道師

谷口祥子さん

プロコーチ・セミナー講師。30代前半までコミュニケーション下手で悩んでいたが、コーチングに出会って人間関係が180度変化。著書に『ほめ方のルール』(明日香出版社)など。




1.「褒める」と「お世辞」は別もの! 笑顔だけでも「褒め」になる

褒め上手になる【5つの心得】って?褒め方の伝道師が教えます!_1

何も思い浮かばないときは、無理をしてお世辞を言わなくてよし! 「久しぶりに会った友達に『仕事できそうな雰囲気だね』などと褒められるより、笑顔で再会を喜んでくれるほうが、うれしい気持ちになりませんか?無理して『褒め』=お世辞をしぼり出すより、まずは非言語で『褒め』の気持ちを伝えるのが有効。笑顔で接するだけでも、相手を認めているというメッセージになります。褒めるときも、心からの笑顔を忘れずに」

2.自分のよいところを知ると他人の長所にも気づける

褒め上手になる【5つの心得】って?褒め方の伝道師が教えます!_2

褒めるのが苦手な人に多いのは、自分に自信が持てないタイプ。「たとえば、5分前行動を心がけている人が、同じく時間厳守を心がけている人の頑張りに気づいてあげられるように、自分の長所を知っている人は、他人のいいところに気がつきます。でも自身のよさに気づけていない人は、他人のいいところを見ても鈍感で、気がつかずスルーしがちです。まずは自分の長所や努力していることに目を向けてみて」

3.質問形なら自然に褒められる

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褒め言葉がぎこちなく不自然になってしまう人は、質問形を試して。「『○○さんは資料のまとめ方が素晴らしいですね』は偉そうで言いづらくても、『どうやったら○○さんみたいに資料を上手にまとめられますか?』といった質問なら、自然で言いやすいはず。相手側もストレートに褒められるより素直に受け止めやすいというメリットも。普通に褒められるよりも恐縮しないですむため、その後の会話もスムーズに続きます」

4.相手の使う言葉に「褒め」のヒントがある!

褒め上手になる【5つの心得】って?褒め方の伝道師が教えます!_4

効果的な褒め言葉を知りたいなら、相手の会話をよ〜く聞いてみて。「たとえば、何かを褒めるときに『しゃれてる』という表現を頻繁に使う人は、『素敵』や『キレイ』よりも、『しゃれてる』という言葉がその人にとっての最上級の賛辞だったりします。相手が使う言葉を言い換えたりせず、そのまま使うこと=相手に寄り添い、認めることにも。ただ話を『聞く』だけでできるので、初対面の相手との会話にもおすすめです」

5.その場で言えなくてもメールで挽回できる

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いろいろ意識してみたけど、その場ではうまく言葉が出てこなかった……というケースは、どうしたら!?「今の時代は、メールやSNSのやりとりで簡単に挽回が可能!一人で落ち着ける環境になってから、相手の話を思い出したりして、じっくり『褒め』の文面を考えてからメールを送ったり、SNSでレスをすれば、相手へのポジティブな思いは通じるはず。口下手でも文章でのフォローがうまければ、立派な褒め上手です」

「褒める」ことで生まれるポジティブな連鎖
・味方が増える

・前向きになれる

・第一印象がよくなる

・頼りにされる

・相手が期待以上の働きをしてくれる

褒め上手は相手の心を開くことができ、あらゆる人間関係がスムーズになるメリットが。「職場では味方が増えていき、目上には可愛がられ、後輩には慕われる存在に。人を褒めることで、チームの士気も上がって、より仕事もしやすい環境になっていきます!初対面も怖くなくなるため、人間関係にも広がりが。さらに、自分自身に対してもいいイメージを持てるように……といいことずくめ!」

イラスト/りゃんよ 取材・文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2019年11月号掲載