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【女性のカラダ大百科】体外受精や卵子凍結etc...不妊治療を医師が解説

セックスレスでも妊娠したい! 卵子凍結はすべきなの? 先天性異常に関して自然妊娠と体外受精に大きな差はないの? 気になる不妊治療について医師に伺いました。

回答くださったのは

Q セックスレスでも妊娠したいんです

A 挿入行為をせずとも、人工授精・体外受精による妊娠は可能です

「初めから人工授精や体外受精をすれば性行為をせずとも妊娠することはできます。これらの受精方法に関してはリスクはそれほどないので問題はありません」(竹内先生)。とはいえ、レスという状況に対して夫婦双方が本当に不満はないかなどをじっくり話し合うことも重要。

Q 先天異常のリスクは高くない?

自然妊娠と体外受精に大きな差はなし

A 自然妊娠と体外受精に大きな差はなし。女性の加齢による影響が最大の要因です

「出産にかかわるリスクは治療そのものよりむしろ加齢によるものがほとんどと考えられます。流産や妊娠糖尿病、前置胎盤など高齢出産で高まるリスクにもぜひ関心を寄せてください」(竹内先生)。40歳になると流産率は40%、染色体異常は66人に一人と、リスクは着実に高くなる

Q 卵子凍結はしたほうがいい?

A 技術は進歩していますが、卵子の老化にあらがうことは現段階では難しいです

できるだけ若いうちに卵子を凍結保存。妊娠を望むときが来たら解凍し、体外受精を行う。そんな選択も実は可能。費用は病院によって異なるものの排卵誘発から凍結に30万~50万円ほど。そのほか検査代や保管代を合わせると100万円近くかかることも。また、排卵を誘発することによる卵巣過剰刺激症候群や採卵時の出血や炎症などの副作用のリスクも。「卵子凍結はもともとはがんなどの悪性疾患で化学療法や放射線治療によって卵巣機能が低下したときのために行われているものです。日本では卵子の採取は40歳まで、保管は45歳までとしている病院が多く、卵子凍結自体、日本産科婦人科学会では推奨しないという見解を打ち出しています」(竹内先生)。国内ではまだ実例も少ないことから、「卵子凍結さえしておけば安心」と安易に考えるのは避けて。

イラスト/mio.matsumoto 取材・原文/東 美希 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載

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