Magazineマガジン

  1. TOP
  2. Fashion
  3. まとめ

自宅でできる<冬アイテムお手入れの基本>まとめ

Tシャツのように洗濯機でガシガシ洗えないし、冬物のケアってなんだか難しそうで面倒くさい! 確かにそうかもしれないけど「いいものを長く」使うためには避けて通れない。自分でできるニット、ダウン、コート、ブーツのお手入れを、基本のキから一度、しっかり学びましょう!

教えてくれたのは

※記事発信時点での情報のため、アイテムの価格や仕様が変更になっている場合や、販売が終了している場合があります。

1.【ニットのお手入れ】基本の洗い方からシミ抜き・たたみ方まで

【ニットの洗い方】

①まずは洗濯表示の確認

①まずは洗濯表示の確認
確認しないで洗うと、縮んで戻らなくなる可能性が。自宅で洗えない表示のものは潔くクリーニングへ!

一般衣料用洗剤推奨

一般衣料用洗剤推奨
水温30℃を限度に洗濯機で洗えます(一般衣料用洗剤×標準コース推奨)

おしゃれ着用洗剤推奨

おしゃれ着用洗剤推奨
水温40℃を限度に手洗いできます(おしゃれ着用洗剤×手洗い推奨)

ご家庭では洗えないマーク

ご家庭では洗えないマーク

②必ずおしゃれ着用で洗う

②必ずおしゃれ着用で洗う
のび・ヨレを整えて洗う「カタチコントロール機能」で洗うたびに袖のたわみまできれいに。やさしい洗浄でも汚れとニオイはしっかりオフ。エマール リフレッシュグリーンの香り 500㎖ オープン価格/花王

③洗うときはぴったり収まるサイズのネットに入れて

③洗うときはぴったり収まるサイズのネットに入れて
まずはニットをきれいにたたみましょう。そして生地を傷めないよう幅と厚みが合った洗濯ネットに入れて

④「おしゃれ着用洗剤」で「手洗い」がマスト

④「おしゃれ着用洗剤」で「手洗い」がマスト
洗濯おけにおしゃれ着用洗剤を規定量入れ、かきまぜます。手荒れ防止のためゴム手袋をつけると安心

⑤洗うときはこすったりせず必ず押し洗いで

⑤洗うときはこすったりせず必ず押し洗いで
おけにニットを入れて、ぐっぐっと押し洗い。汚れが気になる場合は、さらに10分ほどつけおきしましょう

⑥形崩れの原因になるから絶対に手でしぼらない

⑥形崩れの原因になるから絶対に手でしぼらない
洗ったあとはネットのまま洗濯機へ入れてすすぎます。その後「いちばん弱い設定」または「弱脱水」で1分脱水

⑦最後に柔軟剤で仕上げ洗いを

⑦最後に柔軟剤で仕上げ洗いを
おけに再び水をはり柔軟剤を入れもう一度押し洗いを。終わったら洗濯機で「弱脱水」を1 分行って洗濯終了!

【ニットの干し方】

形をキープしたいなら平干しが絶対
洗いたての水を吸ったニットは、ハンガー干しだと肩がくずれやすいだけでなく、重みで裾や袖までのびやすい。平干しネットがない場合はソファの背もたれにバスタオルを敷いて広げるだけでも◎。

のびないように袖は内側に折り込んで

のびないように袖は内側に折り込んで
ハンモック型で大きいシルエットのものもしっかり乾く。洗濯ネットとしても使えるから洗ってすぐ干せる。

二つ一緒に干せてまとめ洗いに最適

二つ一緒に干せてまとめ洗いに最適
約69cm2段式の平干しネット。傾いても洗濯物が落ちにくいラウンドガードつき。枕などにも便利。

折りたたみいろいろ物干しネット・2段¥1680(編集部調べ)/ダイヤ

折りたたみいろいろ物干しネット・2段¥1680(編集部調べ)/ダイヤ

うっかり!ハンガー跡をつけちゃったときは…

①スチーマーを使って

①スチーマーを使って
ハンガーから外し、飛び出した部分にスチームをあてる

②手でなじませる

②手でなじませる

引っぱったり、無理にのばしたりせず、手のひらでやさしくなじませる

【ニットのシミ取り方法】

☑油性
食べこぼしのほか、リップやファンデーションなどの化粧品類、ボールペンも

①シミが動かないようまずは吸い取って固める

①シミが動かないようまずは吸い取って固める
いきなり洗うと汚れが移動しやすく、余計に広がる可能性が。まずは慌てず、布でぎゅっと押さえて。

②台所用洗剤を汚れ部分につける

②台所用洗剤を汚れ部分につける
シミついた油の膜を溶かす作用が。落ちにくいときは固く絞った布でたたく。クレンジングオイルでも可。

☑水性
お酒、ジュースなどの飲み物や、しょうゆ、ケチャップといった調味料など。

①すぐにタオルなどに移して水洗い

①すぐにタオルなどに移して水洗い
汚れを別の布に移動させ、薄くなればあとは通常の手洗いで。取れないときは油性と同じく洗剤を使って

トップ シミとりレスキュー 17㎖ ¥300(編集部調べ)/ライオン

市販のシミ抜きでも
シミ取り剤と吸収シートの組み合わせで、水性・油性のどちらの汚れも落とせる救世主。
トップ シミとりレスキュー 17㎖ ¥300(編集部調べ)/ライオン

ほかにも、普段うっかりつけてしまうシミには…

☑コーヒー  派手にこぼしたときはクリーニングに頼って  乾燥するとより落ちにくくなるので、汚れを別の布に移したあとクリーニングに持っていくまで袋に入れて保管。

☑コーヒー
派手にこぼしたときはクリーニングに頼って

乾燥するとより落ちにくくなるので、汚れを別の布に移したあとクリーニングに持っていくまで袋に入れて保管。

☑血液
すぐに水洗いを
すぐに洗えば水だけできれいに落とせるのが血液。逆に、ほうっておけばおくほど落ちなくなるから注意が必要。

【ニットの毛玉取り方法】

ブラシでからめとる

☑︎ブラシで
ブラシでからめとる
机や台に置いた状態でブラシを編み目に沿って横に動かす。やわらかい生地のものはのびやすいので気をつけて。

洗濯塾の毛玉取り ブラシ(専用ブラ シクリーナーつき)¥2000/コジット

洗濯塾の毛玉取り ブラシ(専用ブラ シクリーナーつき)¥2000/コジット

☑︎毛玉取りで ピンポイントで狙い撃ち

☑︎毛玉取りで
ピンポイントで狙い撃ち
気になる部分に押し当てて取る。刃と生地の距離が近すぎると元気な毛まで切ってしまうので高さ調整に注意。

毛玉取り機「毛だまトレタKD901」¥3980(編集部調べ)/テスコム

毛玉取り機「毛だまトレタKD901」¥3980(編集部調べ)/テスコム

【COLUMN】「新品のニットこそ毛玉になりやすいんです」

奮発して買ったニットなのに、下ろしたその日に毛玉を発見......! それは毛の性質上しょうがないこと。買ったばかりのときこそ毛が元気で絡まりやすく毛玉もできやすい。毛並みはお手入れしながら長く着ることで落ち着いてくるんです。

【ニットのたたみ方】

ニットは基本ハンガーよりもたたんで保管するのがベスト

①折り目の数はなるべく少なく

①折り目の数はなるべく少なく
シワ・形崩れ防止のためシンプルに。まずは、両腕を肩のつなぎ目に合わせて折る。

②おなかの部分で半分に折り込む

②おなかの部分で半分に折り込む
そこから真ん中で半分に折って。可能であればこの状態で保管するのが理想。

③袖が中央にくるようさらにたたむ

③袖が中央にくるようさらにたたむ

収納するのが難しいときは、さらに半分。とにかく余計な折り目はつけないように!

衣替えのときは二つにたたんで圧縮袋

衣替えのときは二つにたたんで圧縮袋
洗って乾かしたきれいな状態のまま空気を抜いて保管。生地が傷まないだけでなく、虫がつくのも防いでくれる。

圧縮袋にはできれば一枚ずつ入れて

圧縮袋にはできれば一枚ずつ入れて
長く保管するときは、ニット同士の摩擦が毛玉や傷みの原因に。まとめないで別々に入れるのが望ましい

【COLUMN】「ニットは着ているうちに体になじんでくるもの」

【COLUMN】「ニットは着ているうちに体になじんでくるもの」
ニットはハンガーの跡やシワがついていても、着ているうちにきれいになっています。それは自分から出る汗や体温がスチーマーやアイロンと同じ役割、そして自分の肩幅が形をつくるハンガーとして機能しているから。水や熱でのび縮みしやすい繊細な素材だからこそ、ある程度自分の体に沿ったフィット感が楽しめる!

2.【ダウンのお手入れ】羽毛のケアで着心地や暖かさに変化

ハンガーラックにかけて干す

【着たら必ず陰干しをする】
ハンガーラックにかけて干す
着用中に含んだ汗や湿気を乾燥させるため、すぐにクロゼットにはしまわずにハンガーにかけて陰干しを。また可能なら毎日着るのは避けて。長く愛用したいなら洋服にも休息が必要。

洗い方はニットと同じ作法で干す前にたたく!

【洗う場合は水洗いがおすすめ】
洗い方はニットと同じ作法で干す前にたたく!
洗濯後はダウンの羽根が偏っていることがあるので、干す前にかるくたたいて中に空気を入れて。布団たたきを使ってしっかりたたくのもおすすめ。これだけで着心地や暖かさにも差が!」

タンブラー乾燥機を使う

タンブラー乾燥機を使う
ボリュームが減ってきたと感じたら、いちばん低い温度設定で5分程度タンブラー乾燥機にかけてあげるとふっくら。適度に衝撃があったほうがよりフワッとするので、ほかのダウンジャケットも一緒に乾燥機にかけるとより効果的。

3.【コートのお手入れ】ヘアケアのごとく毎日お手入れを!

【帰ったらまずブラッシング】

①全体的にブラッシング

①全体的にブラッシング
時間をかける必要はないので、毛並みに沿ってさっと。汚れを落とし、一日着て暴れた繊維を整えてくれ

②バッグの跡やひじのところを重点的に

②バッグの跡やひじのところを重点的に
こすれがちな部分はしっかりと。毛玉も繊維が絡み合ってできるものだから、ブラッシングで防止できる

ブナ材洋服ブラシ¥628/無印良品 銀座(無印良品)

ブナ材洋服ブラシ¥628/無印良品 銀座(無印良品)

【保管する際は肩幅が合うハンガーで】

幅のあるハンガー

幅のあるハンガー
重さのあるコートはハンガーに沿って型がつくから、しっかり選ぶべき。折り目がつかないよう厚みのあり、肩幅のサイズが合うものを選んで。レッドシダーハンガー・婦人用¥1355/無印良品銀座(無印良品)

ハリガネハンガーはおすすめできない

ハリガネハンガーはおすすめできない

【COLUMN】「コートが雨にぬれてしまったときは」
干しておくだけでなく、必ずタオルで水けをふき取って。「干しておけば乾くから」とそのまま放置しておくと、生地が水分を含んで傷むことはもちろん、中でこもって雑菌が繁殖して、気づかないうちに裏地がカビているなんてことも。

4.【ブーツのお手入れ方法】毎日の積み重ねが味になる

【靴を買ったらまず防水スプレーを】

防水スプレーを全体に

防水スプレーを全体に
水だけでなく、ホコリや汚れがつくのも防いでくれる。長く履きたいなら、最初にスプレーを。

防水スプレー¥719/無印良品銀座(無印良品)

防水スプレー¥719/無印良品銀座(無印良品)

【スエードはブラッシングを毎日】

毛を起こすようにブラッシング

毛を起こすようにブラッシング
一日履いて、ねてしまった毛を起こすために一度逆立てるようにブラシをかける。最後に毛並みにそろえて

ブナ材くつホコリ取りブラシ¥628/無印良品 銀座(無印良品)

ブナ材くつホコリ取りブラシ¥628/無印良品 銀座(無印良品)

【レザーは保湿が大事】

全体にクリームをまんべんなく

全体にクリームをまんべんなく
見えないホコリがついているからまずはブラッシング。その後乾燥すると劣化が早まるのでクリームで保湿

くつクリーム・クロス付¥410/無印良品銀座(無印良品)

くつクリーム・クロス付¥410/無印良品銀座(無印良品)

5.【冬の洗濯お悩みQ&A】部屋干しや厚手衣類を乾かすコツ

Q ニットってどれくらいの頻度で洗うべき?

 

A 頻度は人によりけり。「なるべく洗わないほうが傷まない」とは思わないで

基本的に汗などの人間から出る酸性の汚れは、汚れとして強め。だから大切な服こそ正しく洗うのが長もちのコツ。ただ、汗の量やかき方は人によって違うので、頻度は断言するのは難しい! どうしても洗えないときは肌が触れないインナーを仕込んで。

Q パーカが全然乾かないんです…

Q パーカが全然乾かないんです…
 
A フード部分を持ち上げて
そのまま干すと、フードと背中の部分が重なってそこだけ乾いていないことが。空気が届くようにフードを起こす工夫が必要。物干しざおの先端にフード部分を引っかけて干すか、パーカ専用のハンガーは自分で簡単に作れるので、ハンガーをもう一本使ってフードを立てて干してみて。

【フード部分ハンガーの作り方】

針金など手で形を変えられるハンガーの両肩の部分を折り曲げるだけで完成。

針金など手で形を変えられるハンガーの両肩の部分を折り曲げるだけで完成。

フードがハンガーにしっかり引っかかるよう、幅を確認しながら折り込むとよい。

フードがハンガーにしっかり引っかかるよう、幅を確認しながら折り込むとよい。

Q 裏返しで干すべきものって?

 

A 空気を通さない服や、裏が暖かい素材の服はマスト。色あせにも注意して
冬ならではの裏起毛や裏ボア、保温効果の高い服は、外からの風を通さない機能があるので裏返して干したほうが早く乾く。また、冬でも日差しが強い日は洗濯物が色あせてしまう場合があるので、暗い色や濃い色の洋服も裏にするのがベター。

Q 部屋干しのコツが知りたい!

Q 部屋干しのコツが知りたい!
 

A 早く乾かすことが生乾き臭予防にも
ぬれたままにしておくと、雑菌が繁殖してにおいが発生するもとに。つまり、干し方を工夫して早く乾かすことが大事!
【ピンチハンガーの干し方】
長いものを外側にしてアーチ形にすると風が通りやすく乾きやすい。乾いたものから外していくとより効果的

【デニム・パンツの干し方】

【デニム・パンツの干し方】
ポケットの内側が乾きにくいので、裏返すのが基本。さらに筒状にして干すと、中まで風が通ってしっかり乾く。

Q 冷たくて乾いているかわからないんです!
 
A 取り込む前に一度手でぎゅっと握って確認

乾いた手で洋服の生地の厚い部分や、乾いているのか判断に迷う部分を強めに3秒ほど握ってみて。そのときにうっすら湿り気を感じたら、まだ乾ききっていない証拠。わかりにくいときは手のひらをドライヤーで温めてから行うと◎。

今回お世話になった近藤さんがアンバサダーをされているのはココ

ネット宅配クリーニング「リネット」

ネット宅配クリーニング「リネット」

自宅にいたまま出せるネット宅配型のクリーニングサービス。アプリやWebから24時間いつでも予約でき、早朝・深夜の集配のほか、最短で翌日届けも可能。保管サービスも展開中!

https://www.lenet.jp/

撮影/内田優子 スタイリスト/内堀悠香 イラスト/itabamoe 構成・原文/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE

Magazineマガジン