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【お家でドラマ三昧】ドイツが世界へ放つ怪作! 過去、現在、未来を駆け巡るSFミステリー

海外ドラマに詳しいライター・今 祥枝とBAILA編集者・マフユが、30代女性におすすめのドラマをピックアップ!今回は、Netflixオリジナルドラマ、「DARK ダーク」をご紹介。過去・現在・未来が交差するSFミステリー。複雑な人間模様や張りめぐらされた伏線はミステリ好きにもってこい!

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今 祥枝&編集マフユ

今 祥枝&編集マフユ


今 祥枝(左)●ライター。著書に『海外ドラマ10年史』。
編集マフユ(右)●渋めイケメン好きのミーハー担当。

 いや〜、久々に本気で頭をフル回転させて見てしまったドイツのドラマ。
編集マフユ(以下) 薄暗い森や「得体の知れない何か」が怖いという感じは、人気の「ストレンジャー・シングス」に似ているかも?と思いきや、全然異なる展開。
 ’50年代、’80年代、現在の3つの時代が交錯し、複数の家族の複雑な人間模様は、どちらかといえばミステリーの面白さ。シーズン2では終末後の未来に加えて1921年の町が登場して、5つの時代を行き来するから、もう大変(笑)。
 頭の体操という感じ(笑)。小説を読んでいるような気持ちになる。
 ’80年代のパートも楽しい。
 子どもたちがソニーのウォークマンを使っていたり。実は色違いのウォークマンを持っています(笑)。
 ’80年代に場面が変わると、テレビからデッド・オア・アライヴの「ユー・スピン・ミー・ラウンド」が流れているとか、流行は世界共通。

 ドイツ映画がもともと好きなのですが、当時のドイツの国民的な人気バンド、ネーナの「未来へのスパークル」がちょいちょいかかるのがファンとしてはうれしい! 歌詞も作品のテーマとリンクしている気がする。
 「過去・現在・未来の区別は幻想にすぎない」というアインシュタインの言葉が作品のテーマ。「未来はいつから始まるのか?」なんて考え始めたら、もう頭の中をぐるぐると巡る、あれやこれが止まらない!

「DARK ダーク」

「DARK ダーク」

2017年にシーズン1、2019年6月にシーズン2が配信となった独・米合作の人気シリーズ。2019年、ドイツの原子力発電所が稼働している小さな町ヴィンデン。33年前に少年の未解決失踪事件があったが、再び失踪事件が。そのころ、父親が自殺した高校生ヨナスが、友人らと森の洞窟へ。奥から異常な音が聞こえ、一緒にいた少年が姿を消す。連続失踪事件に怪現象やタイムトラベルの謎を描く。出演は『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』のルイス・ホフマンほか。

 

シーズン1(10話)、シーズン2(8話) Netflix 独占配信中。 企画・製作総指揮/バラン・ボー・オダー、ヤンチェー・フリーセほか

イラスト/ユリコフ・カワヒロ ※BAILA2019年9月号掲載

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