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【サステナブル入門】先駆けブランドのサステナブルな取り組み

ファッション&ビューティでも、背景、過程、その先を考えたものづくりを。サステナブルを先駆けしているユニクロ、ミラオーウェン、ロクシタンの取り組みをご紹介。リサイクルやフェアトレードなど自然環境・社会に貢献する活動は、アイテムを購入する時にも思い出してみて。

ファッション&ビューティでも、背景、過程、その先を考えたものづくりを。

先駆けブランドのサステナブルな取り組み

ユニクロ

【ユニクロ】since 2001〜

モットー「服のチカラを、社会のチカラに。」

「人」「地球環境」「地域社会」の3 つをサステナビリティのテーマとするユニクロ。現在もさまざまな分野で社会の持続的な発展への貢献を目指している。2001年から現在のサステナビリティ部の前身となる「社会貢献室」を発足、植林事業やフリースのリサイクル活動を始め、2006年からは全商品のリサイクルを行う。

〼全商品リサイクル

〼全商品リサイクル

不要になったユニクロの服は、ぜひ店頭へ。全店舗から回収された服は、世界中の「服を必要としている人々」へと寄贈される。また並行して、昨年9 月からはダウン商品を再生して新商品に活用する取り組みもスタート。

〼サステナブルな商品開発

加工過程で使用する大量の水と排水の問題に着目。専門のジーンズ研究開発施設にて、水使用量を最大99%、平均でも従来の90%以上を削減することに成功。’18年秋冬シーズンから一部商品にこの技術を導入した。

〼瀬戸内海沿岸の植樹活動

〼瀬戸内海沿岸の植樹活動

建築家の安藤忠雄氏と弁護士中坊公平氏が呼びかけ人となって設立したNGO「瀬戸内オリーブ基金」を支援。店頭の募金活動や植樹ボランティア活動を継続的に行う。瀬戸内海沿岸にはこれまでに16万本の植樹を行っている。

ミラオーウェン

【ミラ オーウェン】since 2019〜

モットー「捨てられないよい服を作るというのがいちばん」

母体となるマッシュホールディングスとしては業界に先駆けて地球環境に配慮した取り組みを開始。バイラでおなじみのミラ オーウェンでも「捨てないで長く愛される服を作ることがいちばん環境にいい」という考えのもと、一つ一つの素材にこだわった服作りを行う。

〼FSC®森林認証の紙を使用

FSCⓇ森林認証制度とは、森林保護のため適切に管理された環境で原材料が作られていることを森林管理協議会(FSCⓇ)が評価・認証する世界的な制度。ミラ オーウェンでは、昨年よりここで認証を得た紙で、ショッパーとカタログを作成している

¥2300/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店

〼サステナブルギフトセットの販売

「愛用の服を長もちさせるための洗濯は、環境にやさしい洗剤で」という思いから、ミラ オーウェンのセレクトで、エコロジックなナチュラルケアブランドのギフトセットを販売。ニュージーランドの「エコストア」のおしゃれ着用柔軟剤と洗剤、「ジオソープ」のハンドソープをセットに、パッケージももちろんFSCⓇ認証紙で。

エコストアは同社にて2016年から取り扱いを開始した、環境保護先進国であるニュージーランド産のブランド。川や海の環境にもやさしい成分で、使うだけでいつものお洗濯がエシカルに。¥2300/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店

【ロクシタン】

【ロクシタン】since1976〜

モットー「人と自然が調和した美しさを」

自然豊かな南仏プロヴァンスに生まれ、創設以来40年以上にわたりさまざまな活動を行ってきたロクシタン。2006年にはロクシタンファウンデーション(基金)を設立。特に、植物の多様性を保護するための環境保全運動と、生産国のアフリカを中心とした女性の自立支援に力を注いでいる。

シアバター 150㎖ ¥4900/ロクシタンジャポン

〼フェアトレードの原材料

ハンドクリームの原材料となるシアバター。1980年代の初めから、フェアトレード原産国西アフリカ、ブルキナファソの女性たちと契約を結び、持続可能かつ安定的に生産ができるよう協働を続ける。

シアバターの原料となるシアの木は、現地で女性のための神聖な木とされている。シアバター 150㎖ ¥4900/ロクシタンジャポン

〼植樹活動

製品の多くが樹木の恵みによって作られていることから、緑を守る活動も活発。昨年10月に福島県南相馬市沿岸部に1301本の植樹を行い、今年秋以降にも熊本県で植樹予定。

〼女性支援プロジェクト

〼女性支援プロジェクト

生産地でもあるブルキナファソでの女性の自立を支援するプロジェクトのひとつとして、チャリティープロダクト「ウーマンズデーバーム」を毎年2月に発売。この商品の収益はロクシタン基金を通じて、女性支援活動を行うNGOに寄付されている。

〼パッケージリサイクル

〼パッケージリサイクル

2025年までに世界中の店舗でのリサイクルサービスを実現することを目標に掲げる。日本ではすでに、対象製品の空き容器を店頭のボックスに持ち込むと、メンバーズカードにポイントを付与するリサイクル活動「グリーンプログラム」を実施中。

スタイリスト/内堀悠香 イラスト/ユリコフ・カワヒロ 取材・原文/久保田梓美 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※本テーマの各企業、商品の説明についているSDGsアイコンは、編集部による判断により掲載しています ※BAILA2020年5月号掲載

【BAILA 5月号 はこちらから】

【サステナブル入門】先駆けブランドのサステナブルな取り組み_10
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