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【おうちで映画】映画ファン必見!おうち時間に見るべき珠玉の配信映画5選

配信オリジナル映画やテレビムービーから劇場未公開作まで、ネットで視聴可能な映画は百花繚乱! 映画ファン必見の厳選5作品を紹介します。

スカヨハとアダム・ドライバーが映し出す「結婚10年目の離婚」のリアル

『マリッジ・ストーリー』

『マリッジ・ストーリー』

結婚10年目にして離婚に直面した夫婦。8歳の息子を愛する2人は平穏に離婚するつもりだったが、一度走り出したらコントロール不能。さらに離婚弁護士(ローラ・ダーン)の介入による現代の離婚劇のドライさが複雑な痛みを伴い、なんとも切ない気持ちに……。前衛演劇で注目されるニューヨークの小さな劇団の演出家で、ちょっとややこしそうな知性派チャーリー役にアダム・ドライバー、元ティーン女優として人気を博し、結婚後は彼の劇団で女優をしている華やかな雰囲気の妻ニコール役に、スカーレット・ヨハンソン。とりわけ長回しのワンカットで激論を交わす、2人のガチンコ演技は圧巻の一言! 監督は『イカとクジラ』のノア・バームバック。元妻は女優のジェニファー・ジェイソン・リー、現パートナーは『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の監督で女優のグレタ・ガーウィグというバームバックの、自伝的要素も深読みしてみたい。

●Netflixで独占配信中

全米を騒然とさせた笑顔と闇…ヒュー・ジャックマンの名演が光る”教育者の巨額横領事件”

『バッド・エデュケーション』

『バッド・エデュケーション』

総額約12億円以上とされる、全米を騒然とさせた実際の横領事件を映画化。ニューヨーク州にある学区を、全米屈指の好成績に導いた教育長フランクと同僚パム。その業績により多額の援助を受けていた運営資金を着服していたことが、なんと学生新聞によって発覚してしまう。生徒や保護者、教師からも慕われている一方で、衝撃的な裏の顔を持つ教育長を演じるのは『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン。チャーミングな笑顔と深い闇を感じさせる二面性のある複雑な役で、キャリアの中でもベストと評判の名演は必見! パム役には『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のオスカー女優、アリソン・ジャネイ。教育現場の現実的な問題点を示唆する社会派の面もありつつ、ダークなユーモアと洗練されたテイストも魅力的な逸品です。

●スターチャンネルEXで6月15日〜7月13日まで配信中。
スターチャンネルで6月14日(日)21:00~ほか放送。
© 2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

もろく傷つきやすい若者たちの”命”を問う青春ストーリー

『最高に素晴らしいこと』

『最高に素晴らしいこと』

ジェニファー・ニーヴンの小説『僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと』を、『マレフィセント』のエル・ファニングと『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミス共演で映画化した青春恋愛映画。と言っても、インディアナ州の小さな町を舞台した物語は、かなり重め。高校生バイオレットは姉の交通事故死から立ち直れず、自分だけが生き残ったことに罪悪感を抱いていたが、クラスで変人扱いされているがセオドアとの出会いを通して、少しづつ気持ちが修復していく。ところが実はセオドアもまた精神面で問題を抱えており、常に死の恐怖に苛まれていた……。若者のメンタルイルネスと自殺の問題は、今や喫緊の課題である社会問題。終盤は涙が嗚咽に変わるほどの悲しみを覚えるが、命のきらめきや生きることの素晴らしさを伝える本作のメッセージについて、この機会に今一度考えてみたい。

●Netflixで独占配信中。

殺人事件をきっかけに暴かれる、小さな漁師町の思いがけない秘密

『ブロウ・ザ・マン・ダウン〜女たちの協定〜』

『ブロー・ザ・マン・ダウン〜女たちの協定〜』

メイン州にある小さな漁師町。母親の死から立ち直れずにいたメアリー・ベス(モーガン・セイラー)とプリシラ(ソフィー・ロウ)のコノリー姉妹が、意図せずして男性を殺してしまい、姉妹で死体を海に捨てて隠蔽したことから、素朴で平和的に見える町の住人たちの裏の顔が浮き彫りになっていく。美しくも寒々とした風景と閉じられた町の独特の空気感、そして雪だるま式に事件が転がっていくダークコメディ的な展開は、コーエン兄弟の傑作『ファーゴ』を思わせるものも。なんて思っていると、鮮やかに落とし込まれた着地点には、思いがけず女性に関する現代的なテーマがきっちりと詰まっていて、映画ファンの心を刺激する。監督・脚本を手掛けたダニエル・クルーディとブリジット・サヴェージ・コールの、新鋭女性コンビの才能がキラリと光る良質のミステリーだ。

●Amazon Prime Videoで独占配信中。

70年代カルト作を映画愛・コメディ愛たっぷりで描く絶賛の話題作

『ルディ・レイ・ムーア』

『ルディ・レイ・ムーア』

大作映画の主役が黒人であることはほとんどなかった、1970年代のアメリカ。そんな時代に、長く辛い差別の歴史を背負いながらも、黒人が楽しめる黒人主体の、とびっきりエキサイティングでクールな映画を作ってやろう!と壮大な夢を抱き、実現した男がいた。それがコメディアンでミュージシャン、俳優、映画プロデューサーとして成功を収めたルディ・レイ・ムーアだ。前半はムーアが”ドールマイト”なる珍キャラクターを生み出し、成功を収めていく過程を、後半は稼いだ大金で、ど素人ながらも超低予算の自主映画を作るドタバタ劇を描いた本作。基本はコメディだが、終盤の爽快感と胸を熱くする映画愛に思わずホロリ。久々に”完全復活”と絶賛されたエディ・マーフィが体現する、コメディアンの先達へのリスペクトやコメディ愛、映画愛にあふれた主人公に、元気をもらえること間違いなし! 『ブラックパンサー』でアカデミー衣装デザイン賞を受賞したルース・E・カーターによる、素晴らしい衣装の数々も目の保養。

●Netflixで独占配信中

文/今祥枝 構成/斉藤壮一郎<BAILA>

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