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【古川雄大さん】「モーツァルト!」で話題♡ ミュージカル界のプリンスにスペシャルインタビュー!

連続テレビ小説「エール」や「極主夫道」など、映像での活躍も目覚ましい古川雄大さん。4月からは、3年ぶりに再演される『モーツァルト!』の舞台に立つ。本番前のルーティンや普段の過ごし方などを聞いた。

シャイで寡黙で謙虚なミュージカル界のプリンス

古川雄大さん はシャイで寡黙で謙虚なミュージカル界のプリンス

俳優の古川雄大さんを、ここ数年はドラマで知った人も多いはず。連続テレビ小説「エール」ではクセ強めの“ミュージックティーチャー”御手洗役で話題を呼び、「極主夫道」では顔芸も辞さないチャーミングなオタク刑事役で笑いをさそった。


「普段は仕事に行くかジムに行くか家にいるか。家では海外ドラマや映画を見たり、昔の『ガキ使』を見たりしています。もともと外に出るタイプじゃないので、趣味は動画を見ることくらいかもしれないです」

実際に会ってみると、素顔はシャイで寡黙で謙虚。3年前にはミュージカル『モーツァルト!』で主役の大役を務めたけれど、当時を振り返って「周りの俳優仲間からは『頑張ったっていたね』なんて反響はありました。『意外に歌えるんだ』と、びっくりはしてくれたかも(笑)」と語るなど、どこまでも控えめだ。

古川雄大さん「『モーツァルト!』はこれまででいちばん大きな挑戦だったんです」

「本格的な発声を学ばないままミュージカルの世界に飛び込んだ僕にとって、『モーツァルト!』はこれまででいちばん大きな挑戦だったんです。井上芳雄さんや中川晃教さん、山崎育三郎さんなどずば抜けた歌唱力の先輩が演じてきた役だったので、1年前からボイトレをしたり、スタジオにこもって楽曲を歌いこんで準備しました。とにかくがむしゃらでした」

天真爛漫で破天荒なモーツァルトの人生を描く物語の面白さはもちろん、難易度の高いナンバーが多い『モーツァルト!』は、名曲ぞろいとしても知られている。


「本当に全部楽曲がいいんです!僕も出演が決まる以前から、曲を知っていたし、きっとステージを見にきてくれたら、絶対に家でも歌ってしまうと思います。僕自身もこのミュージカルに参加してあらためて、ファンになりました」

ファンを公言する名作ミュージカルに再挑戦

古川雄大さん、ファンを公言する名作ミュージカルに再挑戦

4月からは、3年ぶりに再演される『モーツァルト!』の舞台に立つ。


「歌唱力も演技もきっと成長できていると思うんです。今の自分ならどう表現できるか、しっかり歌いこんで作り上げている最中です。のどの筋肉を休めて回復させるために体のことも勉強しているところ」


普段は自炊もするという古川さん。本番前には自分で作った塩むすびを食べるというルーティンも。


「舞台直前は味の濃いものはのどを通らないんですよ。本番前に『回鍋肉食べます!』という気にはならなくて(笑)。最近はコンビニの赤飯も意外においしいことに気づいたので、ルーティンに入れました。家ではタンパク質をとるためにヒレステーキを食べることが多いんです。いつも行くジムの隣のスーパーでは売り切れていることが多いのですが、最近はお肉専門のスーパーが近くにあることを知ったので、安心して買い物できるようになりました(笑)」

前回同様、山崎育三郎さんとW主演を務めることに。最後に古川さんなりの武器を聞いてみると、逡巡したあとにやっぱり“らしい”答えが。

「難しいですよね、武器って。スタイルを褒めていただくこともありますが、自分で勝ち取った実力ではないですし。今回は『古川雄大ならではの武器』を探して、本番でぜひ皆さんにお見せしたいです」

ミュージカル『モーツァルト!』

ミュージカル『モーツァルト!』

演出・訳詞/小池修一郎

出演/山崎育三郎・古川雄大(Wキャスト)ほか

4/8~5/6 帝国劇場にて公演(札幌・大阪公演あり)


ヴォルフガング・モーツァルト(山崎育三郎/古川雄大)は、故郷ザルツブルクの領主で、自分を束縛するコロレド大司教に仕えて作曲することに嫌気がさしていた。父とも意見が衝突し、ウィーンに移り住むことを決意する。

古川雄大

俳優

古川雄大


ふるかわ ゆうた●1987年7月9日生まれ、長野県出身。2007年に俳優デビューをし、2012年にミュージカル『エリザベート』でグランドミュージカルに初出演。その後は『ロミオ&ジュリエット』や『黒執事』『マリー・アントワネット』などに出演。映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』、連続テレビ小説「エール」「極主夫道」「下町ロケット」など映像作品にも多く出演。

ブルゾン¥203500・Tシャツ¥86900・パンツ¥86900・靴¥86900/フェンディ ジャパン(フェンディ)

撮影/田形千紘 ヘア&メイク/平山直樹〈wani〉 スタイリスト/吉野 誠 取材・原文/松山 梢 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2021年4月号掲載

【BAILA 4月号はこちらから!】

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