パンラバーズの美味しい&おしゃれな食パンアレンジ12選【あの人がパンにのせているもの まとめ】

おなじみの食パンも、何をのせ、どんなふうに食べるかで、美味しさも楽しさも倍増する。 パンラバーなあの人に、“とっておき”を聞きました。それはきっと、日常に小さな幸せをもたらす♡

「パンと小粋なおしゃべりをするくらい、パンが好きです。完全にご飯とは別モノの存在で、小腹がすいたとき、そして夜中などにも食べます。先月、僕はスライスチーズというものを知り、何の気なしに食パンにのせてみたら驚くほど相性バツグンだったんです。さらにハムをのせたら……これ以上は自らご試食ください。本当にスゴいから。あとは、砂糖を入れたぬるい牛乳に食パンを浸し、やわやわにして食べるのもよき。僕が小学生の頃、赤ちゃんだった弟が離乳食として食べていました。ちなみにバターをのせる場合は、一切遠慮せず、厚切りの食パンに、じゅくじゅくになるくらいの量をのせます」

「生きるために食べるものではなく、脳内に美味しい、楽しい風を吹かせたいときに食べるレシピです。食パン全体に3つ穴キャップのマヨネーズをしぼり（線の上にほどよい焦げ目がつくので、塗りのばさないこと！）、好きなだけしらすとせん切りした青じそをのせ、上からまた少しマヨネーズをかけてトースト。仕上げには、せん切りの青じそをたっぷりと」

ギリシャの“夏のサラダ”を食パンにのせて。「私の料理教室での定番メニューです。食パンをトーストしたら、そのままさまし、無塩バターを塗って。その上に切ったパプリカやきゅうり、オリーブの実、トマトなどの生野菜とフェタチーズをのせて。黒こしょうやドライオレガノをふり、赤ワインヴィネガーとオリーブ油をたっぷりかけて召し上がれ」

「食パンが大好きで、土日はそれを使ったメニューを必ず作ります。あんバターは、小豆の美味しさが際立つ濃厚さがありながら、甘すぎない『トラヤあんスタンド』のあんペーストに、コクとまろやかな塩けが魅力のトラピスト修道院のバターをのせて。ほかに大量に作ったボロネーゼにパルミジャーノをたっぷりのせたレシピもよく作ります」

「wtih白米じゃなくても食べたいほど明太子ラバーゆえ、考案したのがこちらです。大好きな『稚加榮』の明太子に、マヨネーズに豆乳を少し加えて混ぜたペーストを食パンに塗り、チーズをのせてトースト。ほかには食パンにスライスしたアボカド、卵を落とし、黒こしょうをふって焼く“自作ラピュタパン”も作ります」

「食パンは、小腹がすいたときの“お酒のおつまみ”として楽しむことが多いですね。こちらは、スーパーの『成城石井』で大ヒットしていると聞き、買ってみたのが最初。ナッツ好きにはたまらない、濃厚なピスタチオがたっぷりで、お酒のおつまみにもなります。お好みでベリー系のジャムをのせてもおいしい」

「食パンに薄く味噌を塗り、クミンと砂糖を同量ずつまんべんなくふります。温めたトースターで約1分焼けば完成で、砕いたくるみやごまをトッピングしても。あとは、トーストした食パンにクリームチーズ、いちごジャムを塗り（輪切りしたバナナでも）、ナツメグシュガーを少量ふったレシピもおすすめです」

「お米党でしたが、アメリカで暮らすようになってからはパン食も増えまして。現地の子どもたちのポピュラーなサンドイッチといえば、プロテイン豊富な『JUSTIN’SⓇ』のクラシックピーナッツバターに地元の名産・マリオンベリーのジャム（ジェリー）をのせたもの。僕もハマり、ランチをさっとすませたいときに作ります」

「食パンのレシピは組み合わせが無限大だから、とにかく楽しい！今回紹介するのは、生ハムとルッコラ好きが高じて生まれたレシピで、食パンにバターを塗ってトーストしたらマスタードも重ね、その上にオリーブ油、レモン汁、塩・黒こしょうでマリネしたルッコラをオン。生ハムと削ったチーズをのせます」

「パン屋さん巡りをするくらいパンが好きで、中でも食パンがいちばん！こちらは食パンに『Kiri』のクリームチーズを塗り、角切りしたオレンジとパイナップル、ブルーベリーをのせ、最後にメープルシロップをかけて。あとはマッシュした焼き芋に甘栗とくるみを混ぜ、チーズをかけて焼いたものもおいしいです」

「大学時代にバイトしていた喫茶店のモーニング“レーズントースト”と“チーズトースト”を合体させ、レーズンパンにチーズをのせたらすっかりクセになり、今でもよく作ります。かるく黒こしょうをふるとさらにおいしく。ゆで卵とヨーグルト、コーヒーを添え、自宅で喫茶店のモーニング気分を味わってください」

撮影／清水奈緒　スタイリスト／曲田有子　調理／栗田茉林　取材・原文／広沢幸乃　構成／渡辺敦子〈BAILA〉　※BAILA2021年5月号掲載

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