人気コミック「バクマン。」が超人気者の二人でついに舞台化！実は発案もキャスティングもきっかけは荒牧さんだったとか。
荒牧 スタッフさんと「いつか『バクマン。』をやりたい」と話していた程度ですが（笑）。でもそのときから最高役は拡樹くんしかいない、と思っていて。拡樹くんは僕が最も尊敬する役者。いつか“相棒”として共演してみたいと願っていたので、今回かなってすごく嬉しいです。
鈴木 そんな事情は知らなかったので聞いたときは僕も嬉しかったです。荒牧くんの秋人役もピッタリですよね！このプロデュース力が動かぬ証拠（笑）。
原作さながら、お互いを認め合う鈴木さん＆荒牧さん。二人が思う原作の「推し」ポイントは？
荒牧 漫画家という職業があるのはもちろん知っていたのですが、どうやって作っているのかは未知だったので、新しい世界を教えてくれた作品です。そんな作品に自ら俳優として関われることが本当に嬉しいです。
鈴木 週刊連載の厳しさがヒシヒシと伝わってきたよね。僕にとって、漫画への思いを一段階強くしてくれた作品です。また『週刊少年ジャンプ』の“友情・努力・勝利”というテーマをこんなかたちでも表現できるんだと新たな発見も与えてくれましたね。
「推される」側でもあるお二人。応援してくれる方々はどんな存在？
荒牧 今こうして舞台のお仕事がいただけるのはすべてファンの方が応援してくれているから。僕の人生を素晴らしいものに変えてくれた、何よりも大切なものです。だからこそ、素晴らしいものをお返ししていきたい。「荒牧くんを推しているから人生が豊かになった」と思ってもらいたいです。
鈴木 直接「頑張ってください」と言われることって、人生でそうあることではないですよね。当たり前のことではないので、日々エールを送ってくれるファンの皆さんは、本当にありがたい存在です。僕が作品を届けることで幸せを感じてくれる人がいる。それが、僕の幸せにもなっています。
「2・5次元」というジャンルに触れてこなかったBAILA読者も。その魅力をぜひ教えてください！
荒牧 舞台自体を見てこなかった方でも、知っている作品って足を運ぶきっかけになると思うんですよね。「バクマン。」は胸を熱くしてくれる、素晴らしい作品です。今まで経験したことない刺激・感情を与えられると思います。ぜひ一度体験してみてくださいね。
鈴木 荒牧くんの言ったとおりで、まず一度体験してみてください。劇場という大きな空間を使って、360度からの衝撃を味わうことができます。皆さんが全力で楽しめる作品にできるよう頑張ります。劇場でお待ちしております！
「バクマン。」THE STAGE
演出・脚本／ウォーリー木下 音楽／和田俊輔
出演／鈴木拡樹、荒牧慶彦、橋本祥平、オレノグラフィティ、福澤 侑、村上大樹、唐橋 充、長谷川朝晴／片桐 仁
公演／2021年10月 8日（金）～17日（日）東京・天王洲 銀河劇場、2021年10月21日（木）～24日（日）TOKYO DOME CITY HALL、 2021年10月28日（木）～31日（日）メルパルクホール大阪
©大場つぐみ・小畑健／集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会
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