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【世界の絶景へ妄想トリップ】フォトグラファー黄瀬麻以さんがアメリカで出会った“白い世界”とは?

旅先への想いを馳せるだけで、幸せな気持ちに満たされる。いつか行く日を夢見て、旅ラバーの女性たちが旅先で収めた写真を見ながら妄想を。フォトグラファーの黄瀬麻以さんは、アメリカのホワイトサンズ国立公園で出会った“白い世界”が忘れられないそう。

Travel Lover♡

フォトグラファー

黄瀬麻以さん


1984年京都府生まれ。フリーランスカメラマンとして東京を拠点に、雑誌、広告など幅広く活動中。

アメリカ【ホワイトサンズ国立公園】

心を穏やかにしてくれる白い世界。今の自分が欲している光景
2018年、仕事でニューメキシコに旅した帰りに寄り道。国立公園が好きで、時間があれば立ち寄るという黄瀬さん。「ホワイトサンズ国立公園は2回行きましたがもう一度行きたいと思っています。絶景と考えたとき、今の気持ちに沿うのは気持ちよい穏やかな場所。撮るまでの道のりやストーリーはもちろん大切だと思いますが、今はみんな変化の多い生活をしているので気持ちも少し落ち着かないはず。こういうときに見たい絶景は、心が穏やかになれる景色なんじゃないかなぁと、ここが浮かびました。真っ白な世界と光が海に似てなんだか女性的だと感じた場所。基本は手ぶらが好きなので、旅中も日常的なスナップより目的を持って撮りに行くことが多く、このときもそうでした」(黄瀬麻以さん)

ホワイトサンズ国立公園

国立公園として管理されており、車でこの景色にたどり着くことができる。

ホワイトサンズ国立公園

「白い石膏が混じった砂は真っ白。見渡す限り果てしなく砂漠のよう。そこにこんな植物がぽつぽつと生えていました」(黄瀬麻以さん)

ホワイトサンズ国立公園

なかなか見ることのない一面真っ白の世界。「日没まで2〜3時間いましたが、光がとてもきれい。風で砂が波のように動く様子や植物など、気持ちが落ち着きます」(黄瀬麻以さん)

コーディネート・取材・原文/柿本真希 ※BAILA2022年1月号掲載

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