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この冬マンネリ気味の着こなしに最もインパクトを与えた服は【エディターズピック vol.158】

大人になると良くも悪くも自分の着こなしが固定してきますよね。私の場合、ここ数年の冬の定番は、ニットの「下に」シャツ。ローゲージからハイゲージまでの各種プルオーバー黒ニットを日替わりで選び、そのネックから覗かせるシャツの柄や色を変える方法で落ち着いていました。ボトムはその時々のお気に入りで。
 
好きなスタイルではあるのですが、正直代わり映えはしないんです(笑)。特に最近はコロナで以前ほど服を買っていないこともあり、なにか「刺激」が足りないなあとうっすら感じていました。
 
そこに、大きな変化を与えてくれたのが、スティーブンアランで買ったコーデュロイシャツです。

スティーブンアランのコーデュロイシャツ

この冬、自分の着こなしに最もインパクトを与えた服は「はおりシャツ」

ニットの「上に」着られるシャツ。単純にサイズがゆったりしているだけでなく、ドルマンスリーブなので中に服を重ねてももたつかず、裾に向かってやや広がるシルエットが羽織って様になるように工夫されています。
 
買った時は、見た目の可愛さに惹かれて深く考えていなかったのですが、これが想像以上のインパクト。ニットの上はもちろん、カットソーの上に、スウェットの上に、オールインワンの上に、と使えて、レイヤードのルールが変わると、面白いほど手持ち服の見え方が変わる。シャツ襟が邪魔をしなくなったので、ネックレスの自由度が増したこともうれしいポイントでした! 
 
また、シャツジャケットではなくあくまでシャツなので、1枚でも着られるし、この上にさらにジャケットやブルゾンを重ねることも可能。レイヤードスタイリングの可能性の塊! 普段ファッション誌で読み、自分も原稿に書く「手持ち服がよみがえる」とはこのことかと、膝を打ったのでした。
 
ちょうどBAILA1月号の大特集は「幸せな刺激」がテーマでしたが、本当に「刺激」ってありがたいものですね。

編集W

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本誌ファッション・書籍・コミック担当。これまでに在籍してきたメンズ誌、モード誌、aroundハタチ雑誌の幅広いファッションがワードローブに混在。好きなものは建築、アート、猫。いつでも熊谷守一の猫に惹かれている。

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