〈ポロ ラルフ ローレン〉未来のためのアイコンウェア「アース ポロ」【ブランドヴォイス】

バイラ世代の働く女性におすすめしたい名品をお届けする新連載「ブランドボイス」。第6回目は、ポロ ラルフ ローレンの代表的なアイコンアイテム「ポロシャツ」から、2019年のローンチ以来注目され続けている「アース ポロ」をフィーチャー。

ポロ ラルフ ローレンのポロシャツは、今年で誕生50周年。アメリカンプレッピーを代表する定番は、鮮やかな色と心地よい肌触りで、着ていてハッピーな気持ちになれるアイテム。シンプルに合わせるだけで爽やかな品のよさが引き立ち、おしゃれ上手から愛され続けている。

その上質さと風合いはそのままに、ラベルや品質表示タグを含めた100%を再生材にリメイクしたコレクションが「アースポロ」。廃棄ペットボトルから生まれた糸を使い、一枚のポロシャツが生産されるたびに平均12本のプラスチックボトルがリサイクルされる。自然からインスピレーションを得たカラーバリエーションも魅力で、生地の染色工程には環境配慮のためまったく水を使用しない。手放す際も、全パーツがリサイクル可能。左胸のポロプレイヤーロゴと右袖のPOLOロゴのグリーンの刺しゅうがポイントになっている。

創業者のラルフ・ローレンは「単に美しい商品を生み出すことだけが当社の伝統ではないのです。世界を想い、よりよい場所へ変えていこうとする姿勢も、我々の伝統にしたいのです」と語る。その思いを託したブランドアイコンのポロシャツは、未来へつながる、本当の意味でのタイムレスな名品といえるかもしれない。

2019年のローンチ以来、毎年新色が登場。個性豊かな春色を楽しんで。ポロシャツ「アース ポロ」（中段左端の写真の右より）フレンチターコイズ・アマルフィレッド・ハーバーアイランドブルー・ニューポートネイビー各￥19800（4月展開予定）／ラルフ ローレン（ポロ ラルフ ローレン）

撮影／生田昌士〈hanna〉　スタイリスト／鈴木美智恵　取材・原文／久保田梓美　※BAILA2022年4・5月合併号掲載