【膣ケア・膣トレまとめ】正しい膣ケアＱ＆Ａから膣トレおすすめグッズまで総チェック！

最近、膣が乾燥する、ゆるみが気になる…と悩むバイラ世代が増加中。出産や加齢もそれらの原因のひとつ。洗い方や保湿などの正しい「膣ケア」を見直し、“ゆるみ”を改善する「膣トレ」や「膣マッサージ」もあわせて行ってみては？　デリケートゾーン専用のケアコスメやトレーニング用アイテムもチェック！

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体の中でも相談しにくいデリケートゾーンの悩み。きちんとケアをしないと、 性交痛や感染症、ニオイ、 かゆみなどの原因になってしまうんだとか。デリケートゾーンに関する読者の疑問に、植物療法士 森田敦子さんが回答。

「膣のゆるみは、骨盤底筋群の筋力低下が主な原因。骨盤底筋群には骨がなく、ハンモックのように筋肉だけで臓器を支えています。しかし、出産によりこの筋肉がダメージを受けてしまったり、加齢によるコラーゲン不足や肥満などによって日々筋力は低下していきます。また介護職など日常的に負荷がかかりやすい、便秘ぎみでいきむのが日課な方も要留意。毎日出産しているようなものなので、膣のゆるみにつながります」（満行先生）

「清潔にする、保湿する、鍛える、ほぐす。この4つが膣ケアの基本。デリケートゾーンのお悩みで挙げられる、乾燥やかゆみ、においはケア不足から生じることがほとんど。自分の膣状態や変化に向き合うためにも、デリケートゾーンのケアは特別なことにせず、習慣にしましょう。どうしても膣まわりのケアは二の次にされがちですが、膣は健康を表す大切な場所。体の中で最も乾燥しやすい場所でもあるため、お風呂上がりは、顔よりもまず膣まわりの保湿を心がけて」（森田さん）

「膣トレは膣の締まりを高め、パートナーとの性生活を充実させるだけではなく、体幹を鍛えてスッキリとしたお腹まわりをつくることにも有効。もちろん、将来の尿漏れや子宮脱予防にもつながります。最近では手軽に使えるものから、アプリと連動して膣レベルの変化を把握できるものまで、様々なアイテムが登場しています。いかに負荷をかけるかよりも、継続することが大切なので、無理のない範囲でコツコツ続けてみてください」（森田さん）

「デリケートゾーンは、pH値が3.8～4.5と低い弱酸性。バリア機能を持っている角層もない、文字どおりとてもデリケートな部分です。普通のボディソープでは刺激が強く、必要な常在菌を奪い、膣乾燥を引き起こす危険も。ただし、pH値の低い弱酸性ソープを使えばいいわけではありません。膣まわりは恥垢という脂性の汚れがたまりやすいため、汚れを落としつつ肌の潤いは守る、専用のウォッシュで洗うことが必要です」（森田さん）

「膣の粘膜はバリア機能を持つ角層がなく、とても繊細な部分。経皮吸収率は、二の腕の約42倍とされているため、化学成分を多く含んだプロダクトは避け、オーガニックなど優しい処方の選択を。また、かゆみ止めなどの薬も化学薬品には変わりありません。多用すると本来私たちの体に備わっている自然治癒力を妨げてしまう場合もあるので、保湿ケアや化学繊維ではない下着を選ぶなど、根本的な解決を目指しましょう」（森田さん）

「のりやまいたけ、オクラなどは粘液力を高めるために有効。さらにいい細胞づくりに欠かせないオメガ3系オイルは夕食時に摂取が効果的。植物の力をダイレクトに摂取できるハーブティーやインナーリキッドなどのフィトテラピーも、インナーケアを習慣化するのにおすすめ」（森田さん）、「粘膜の乾燥を感じたり、おりもののにおいが気になるときは乳酸菌配合のインナージェルを膣内へ。膣の自浄作用を高める効果があります」（満行先生）

「デリケートゾーンの保湿とともに、定期的に取り入れてほしいのがオイルマッサージ。乾燥や加齢でしぼんだ膣まわりにふっくらとしたハリをもたらし、血行も促進。粘膜と粘液の潤いをサポートします。方法は、膣の外側に優しくオイルを塗り込みます。そして優しく圧をかけるように、膣口のまわりをマッサージしてみましょう。オイルは粘液との親和性の高い、アプリコットやマンゴー、アーモンドなどがおすすめです」（森田さん）

バイラ世代272人に「膣トレ」アンケート！
【2021年4月1日〜6日、BAILAメルマガ会員にアンケート。27〜39歳の272人が回答】

「したことがない」人の声

「やり方がわからない」（35歳・メーカー）

「恥ずかしい」（28歳・事務）

「何に効果があるのかわからない」（30歳・金融）

外陰部と腟の中をマッサージすること。欧米では施術を行う専門家がいるほど一般的に認知されているが、日本ではあまり普及していない。腟まわりの血流がよくなり、疼痛の軽減や、腟のゆるみ改善などの効果が。

バイラ世代230人に「膣マッサージ」アンケート！
【2021年5月24日～5月30日、BAILAメルマガ会員にアンケート。27〜39歳の230人が回答】

腟まわりの悩みで最も多いのがかゆみ。これは乾燥だけでなく、性感染症などの病気の場合もあるので注意。 2位はゆるみ。「お風呂上がりにお湯が漏れる」「尿もれする」などの声が

マッサージオイルを利き手の親指、人さし指、中指に塗って行って。

01 大陰唇（いちばん外側で左右対になっているふくらみ）

陰部全体を手のひらで覆い、指の腹で優しくなでながらオイルを塗る。硬い部分があったら優しくほぐすようにもむ

02 小陰唇（尿道口と腟口の両わきにあるひだ）

指の腹でつまみながらオイルを塗る。ひだの内側にも指を入れ、優しくなでる。腟の入り口にもオイルを塗る

03 会陰（腟と肛門の間の部分）

会陰（腟と肛門の間の部分）をなでながらオイルを塗り込む。出産時のダメージや産後の痛みの軽減にも

中を触るのに抵抗感があったり、乾燥していて痛みがある人はまずは外側のみでOK。人さし指を第二関節まで入れられるようになったら、内部を確認しながら行ってみましょう。

01 人さし指を入れる

人さし指にオイルをまんべんなくつけて、少しずつ腟の中に入れる。第二関節くらいまで入れたら、腟のお腹側の壁を押しながら半周

02 親指を入れる

続いて親指も第二関節くらいまでオイルをまんべんなくつける。そして指の腹を肛門側に向けた状態でゆっくり入れていく

03 会陰を内側からほぐす

親指を腟の中に入れたまま、人さし指は外から。2本の指を使って会陰の部分を内と外で挟み、優しくもみほぐす

04 直腸と肛門をほぐす

親指を第二関節まで入れ腟のお尻側の壁を押しながら半周。最後にオイルを手につけ、肛門まわりをもみほぐしながら塗る

天然よもぎ溶岩浴専門店 「腸と膣」
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