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【 #上戸彩 さんインタビューまとめ】周りを明るく照らすひと。上戸彩さんが30代女性のお悩みに答えます!

10代の頃から芸能界の第一線を駆け抜けてきた上戸彩さん。BAILA8月号の表紙を飾ってくれた上戸さんが、バイラ読者のお悩みに回答。36歳になったいま人生を明るく照らす前向きなヒントを届けてくれました。

目次

  1. 1. 人、自分、悩みへの向き合い方
  2. 2. 30代の恋愛・結婚のお悩みに上戸彩さんがアンサー!
  3. 3. 大人の友人関係の悩みに上戸さんがアンサー!
  4. 4. 30代女子のお仕事の悩みに上戸さんがアンサー!

1. 人、自分、悩みへの向き合い方

人とも、自分とも、悩みとも“かたくな”でなく“柔軟”に向き合う

上戸彩さんの写真

友達がエキストラとしてテレビに出演しているのを見つけて「私もあんなふうにテレビの中に入ってみたい」と思った。この世界に興味を持ったきっかけはそんな小さな好奇心。そして、ポストに入っていたチラシを見てオーディションに応募したのは12歳の頃。「まさか受かるわけない」と軽い気持ちで送った一枚の履歴書が上戸さんの人生を大きく変えた。

「芸能人になりたいという熱い思いがあったわけではなく、幼い好奇心に背中を押されるまま、わけもわからずこの仕事を始めてしまったので。当時の私は周りが敷いてくれたレールの上をただただ歩くだけ。いつまでも中途半端な気持ちでいるから自分に自信が持てなくて、小さなことですぐに落ち込んでしまったりして。振り返ると、10代の頃はいつも申し訳なく思っていた気がします。“ほかにもっとこの場所に立ちたい人がいると思うのに、私がここにいていいのかな”って」

10代だった彼女の仕事の原動力はただひとつ。「いつかお母さんに家を買ってあげたい」という家族への強い愛情。

「あの頃の私は何か夢や目標がないと頑張れなかったんですよね。その夢は20代でかなえることができました。それは嬉しいことでしたが……。目指すべき場所が急になくなってしまったんです」

いつやめてもいいんだ、そう思ったら心がふっと軽くなった。「だったら、もうちょっと頑張ってみよう」という気持ちが生まれた。その「もうちょっと」を繰り返すなかでこの仕事の魅力を知ることができた。20代、気づけば楽しみながら芝居と向き合っている自分がいた。

「昔は“上戸彩”というキャラクターが独り歩きをしているような感覚で。どこか、それを客観的な視点で眺めている自分がいました。仕事の自分とプライベートの自分、オンとオフをしっかり分けていて。休日に会うのは地元の友達。そこに行けば、昔のままの自分に戻れる気がして……。あの頃の私はギュウと狭い世界をつくって閉じこもっていたのかもしれない。そうしないと、自分を守れなかったというか、守らなければ壊れてしまいそうなものがたくさんあったんだと思う」


上戸彩さんの横顔写真

そんな上戸さんを変えたのが結婚だ。

27歳の誕生日に入籍、妻となり母となり、家族を通してたくさんの人と触れ合う“新しい生活”は上戸さんの世界を広げた。

「大事な友人が数人いればいい、それ以外の友達はいらない、連絡先も交換しない……。結婚をきっかけに、そういう凝り固まった考えがなくなり、いろんな人との出会いを大切にできるようになりました。私ね、今は悩みがあるとすぐに相談しちゃうんです。たとえば、子育てなら母親の先輩が周りに何人もいるし、お芝居なら大先輩の素敵な女優さんたちがたくさんいる。私一人の頭で考えることなんてたかが知れているからこそ、その道のプロフェッショナルに意見を聞く。そのほうが絶対にプラスになるし、解決までの時短になると思うんです。悩み相談をしている過程もまた大切で、自分の思いがどんどん整理されていくんですよね」

解決しない悩みは深掘りしない。心のモヤモヤは友達との楽しい時間で吹き飛ばす。“考えないこと”もときには大切。

「この世界に飛び込んだばかりの私はずっと必死で。悩むことがなかった、というか、悩む余裕がなかった。自分のそんな経験から、不毛な悩みを抱えている友達にはよく言うんです。『忙しく動け〜! 考えるな〜!』って(笑)。友達から相談されるときの私はすごく現実的。厳しいことを言うことだってある。相談相手に選んでくれたのなら“私だから”な答えをちゃんと届けたい。誰でも言えそうなことは言いたくないじゃないですか(笑)」

この仕事を始めたばかりの頃は悩む余裕すらなかった。それを持てるようになった36歳の私はすぐに周りに悩み相談。壁をつくらず、柔軟に、様々な意見を吸収しながら答えを探している

ワンピース¥99000/ブラミンク ピアス¥85800/ヒロタカ 表参道ヒルズ(ヒロタカ)

2. 30代の恋愛・結婚のお悩みに上戸彩さんがアンサー!

上戸彩

Q この人と結婚していいのかな?

現在、32歳。つきあって2年の恋人がいます。いい人なのですが「この人でいいのかな?」という迷いが。年齢的に「早く結婚しなきゃ」と焦りながらも「もっといい人がいるんじゃないか」と悩む日々です……。(32歳・メーカー勤務)

A いくつもの選択肢の中から何かひとつを選ぶとき、私が大切にしているのが直感と相談。まずは自分の直感を大事にしながらも、それだけで決断はしない。周りの人の意見を参考にするのも必要な作業だと思っています。

もしも、私が友達から同じ相談をされたら……。「この人でいいのかな」には二通りの気持ちが存在していて、ひとつは“おのろけパターン”だと思うんです。「文句を言いながらも、結局、好きじゃん」みたいな(笑)。その場合は友達とマッサージへ行き心も体もデトックス。毒素や疲れと一緒に恋人への不満も流してもらうっていうね。

ただ、本気の「この人でいいのかな」に対しては、私はきっとこんな言葉を投げかけると思う。「そう思っている時点でダメだと思う。その結婚、やめとけ、やめとけ〜!」

自分の気持ちを信じることができない時点で答えは出ている気がするし、悩んでいる時点で相手に対しても失礼ですよね。だったら、チャッチャと折り合いをつけて、迷い続ける時間を次の出会い探しの時間に変えたほうがいいと思うんです。自分の“直感探し”に専念するほうがエネルギーもわくと思うし、ぐずぐず悩んでいるよりも、よっぽど輝いて見えるはず。「この人だ!」と思える出会いに巡り合えるのはそんな自分になれたときなのかもしれませんよ?

Q 本当の幸せって?

「とにかく結婚したほうがいい」「早く子どもを産め」「でも、仕事は続けろ」など、周りから意見されることが増えせかされているような気持ちになる30歳。自分の思いもゆらぎっぱなしで忙しく、気づいたら「自分の幸せとは何か?」がよくわからなくなってしまいました。(30歳・アパレル)

A 私にとっての幸せは“普通の生活”。忙しかった時期は手に入れることができなかったものだからこそ、家族と囲む食卓。家族と家で過ごす時間……。日常のささいなことをとても嬉しく幸せに感じるんです。

でも、これはあくまでも私にとっての幸せ。お金が大事な人もいれば、名声や名誉を求める人も、結婚よりも一人で生きていくことに幸せを感じる人もいますからね。幸せのかたちは人それぞれだからこそ、私から言えるのはひとつだけ。「もう一度、自分の心の声にちゃんと耳を傾けてみて」

自分の心の中は他人にはわからないし決めることもできない。自分が何を求めているのか知ることができるのは自分だけなんですから。

Q 自分の時間が欲しい!!

仕事と子育ての両立でバタバタな毎日。自分の時間が足りなくてストレスがたまる日々です(涙)。(34歳・医療事務)

A いつだって家族優先でありたいけれど、作品に入ると時間も心もどんどん余裕がなくなってしまう。バタバタな毎日の大変さは私もよくわかります。慌ただしく子どもと食べるごはんは味なんかしないし、外を歩くときも目線は常に子どもと地面、ずっと空を見ていないことに気づいてハッとすることもあったりして。

子育てや仕事が忙しくて自分の時間がとれない、そんなとき私はどうするのかというと、「潔くあきらめる」(笑)。

自分の時間を「確保できる」と思うからイライラしてしまうわけで。最初から「確保できない」と考えればストレスもたまらない。「時間をつくるぞ!」と躍起になるより、潔くあきらめたほうが心の平和が保たれるんですよね。

ただ、小さな希望は残して準備だけはしておく。奇跡的に時間があいたときにパッと動けるように……。「一人でお風呂に入りたい」「美容院に行きたい」「ネイルをケアしたい」私のスマホにはたくさんの“やりたいことリスト”が書き込んであるんですよ(笑)。

3. 大人の友人関係の悩みに上戸さんがアンサー!

上戸彩

Q 大人になってからの友達のつくり方とは?

生まれも育ちも東京で、2年前に30歳で結婚して大阪に引っ越しました。仲のいい友達はみんな東京にいるので、以前のように会って遊ぶこともできず。どうしたら大人になってから新しい友達をつくれますか?(32歳・派遣)

A 年齢は上から下まで様々な人が集まる撮影現場。そんな現場のあき時間で盛り上がるのは“ごはんの話題”なんです。食は誰しもが生きていく上で必ず関わる万人共通の話題。「何が好きですか?」「昼は何を食べましたか?」「美味しいお店、ご存じですか?」そんな話題が「今度、一緒に食事に行きましょう」と親交を深めるきっかけになることもとても多いんです。

最近では子どもや家族の話が“共通の話題”になることも。子どもができてからは日常生活で接する人の数もグンと増えました。それこそ、子どもを通じて“ママ友”もたくさんできましたしね。

そこで、私が「仲よくなりたい」と思うのは壁のない人。「ここは触れられたくないんだな」という地雷をいくつも持つ人はやっぱり親しくなりにくいし、一緒にいると疲れてしまうのが本音。私自身も壁はつくらず“なんでも話せる人”でありたいなと思っています。結婚する前は狭く深くの人間関係が理想で「深い友達が数人いればそれだけでいい」と思っていたけれど、今はもう「友達の多い少ないはどうでもいい」と思うように。”親友”や”知り合い”という言葉を使い親しさを区別する必要もないし、深い友達がいるのは素敵なことだけど、その時々、気の合う人と仲よくなったっていいんですよね。

お互いの興味や価値観が変わるたびに友達と疎遠になってしまうこともある。昔はそれが寂しくて、いちいち傷ついていたけれど、今は「そういうタイミングなのね」と受け止められるようになりました。ついつい重く難しく考えてしまいがちな「友達づくり」。もっと軽やかにとらえることができたら、友達の輪はグンと広がるのかもしれませんね。

Q 友達に嫉妬してしまいます

容姿にも恋人にも仕事にも恵まれている友達。彼女のSNSを見ていると「ずるい」「うらやましい」「なんで彼女ばっかり」と、ネガティブな気持ちがわき上がってしまいます……。(33歳・デザイン系)

A SNSの世界には素敵な生活を送っている人たちがたくさん存在しますよね。でも、私は素敵な写真を見るたびにいつも思うんです。「またまた〜、それ本当?(笑)」って。だって、私たちが見ているのはたった数枚の写真で、どの写真にも必ず“外側の世界”が存在するんですよね。もしかしたら、“素敵な朝食”の写真の外側には忙しくて散らかったままの部屋が隠れているのかもしれない。“素敵な家族旅行”の写真の外側には、クタクタに疲れ果てたお母さんの姿が隠れているのかもしれない……。写っていない部分にこそ真実が存在する気がするし、そう思ったほうが自分もラクじゃないですか?(笑)

誰かをうらやましく思ったり、やっかんだり、嫉妬したり、「いいな」「いいな」が積み重なると自分を嫌いになってしまうことがある。だったら、それはさっさと手放したほうがいい。一緒にいると卑屈な気持ちになってしまう、それがつらいと感じているのならば、その友達とは距離をおいてもいいと私は思います。自分に自信を持てるようになったときにまた距離を縮めればいいんだから。

Q ライフステージの変化とともに変わり始める友情のカタチ

既婚、独身。子あり、子なし。専業主婦、会社勤務……。全員が横並びだった学生時代とは異なり、今はそれぞれのライフステージが変化。価値観が異なり始めた友達とどうつきあっていくべきなのでしょうか?(34歳・商社)

A 友達とは常にわかり合っていなければいけない。常に一緒でなければいけない。環境や価値観が変わっていく友達に対して寂しさを覚えるのは自分の中にそんな思いがあるからなのかもしれませんね。

でも、環境やパートナーが変わればその人の価値観や思考も変わる。それは当たり前だし自然なこと。友達との間にズレを感じたならば、そのときは「そういうタイミングなのね」と受け止める。多少の距離が生まれても気にしなくていいと思うんです。独身の友達もいずれ結婚して家庭を持つ日が来るかもしれない、家庭に入った友達もいつか働きだす日が来るかもしれない、今は違う場所にいるような感じがするけれど、また同じ場所で楽しめるときが来るかもしれない。会いたくなったそのときにまた会えばいいんです。

離れていた時間があったとしても、会えばまた昔のように笑い合える、それが本当の友達だとも思うしね。ちなみに、私自身はライフステージの変化で友情が変化したと感じた経験はないんです。それはきっと、子どもの頃からずっと一緒にいる仲のいい地元の友達は個性も考え方もバラバラな仲間が集まっているからなのかもしれない。だからこそ、相手のことを否定しないというか。自分と異なる考えも「そういう意見もあるよね」と受け止める。みんな、いい意味で人に無関心なんだと思う(笑)。友達を大切にするし、思いやるし、どんなときも手を差し伸ばす、友情に厚いのは大事なこと。でも、全部が全部「自分と同じ」じゃなくていい。相手を尊重する“ほどよい無関心さ”も友情には必要なんじゃないかな。

Tシャツ¥24200/マッキントッシュ青山店(マッキントッシュ) パンツ¥24200/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) バードネックレス¥502700/ロンハーマン(サン メイア) チェーンネックレス¥26400/ルーム3138(ローラ ロンバルディ) リング¥101200/ヒロタカ 表参道ヒルズ(ヒロタカ) バングル¥63800/ショールーム セッション(マリハ)

4. 30代女子のお仕事の悩みに上戸さんがアンサー!

上戸彩

Q 大きくなっていく“責任”との向き合い方とは?

30代に入ると役職が上がることもあれば、任される仕事や責任もどんどん大きくなっていきます。やりがいを感じることではありますが、たまにそれが自分の負担になってしまうことも。責任に押しつぶされそうになってしまう瞬間があります……。(32歳・アパレル)

A 私自身、10代の頃から今もずっと自分が背負う責任の大きさと闘い続けている気がします。その闘い方はただひとつ「やるしかない」。逃げられるものなら逃げたかったけど、役者は代わりがいないお仕事だからこそ、途中でほうり投げたり逃げるわけにはいかない。昔はそれがイヤでイヤで仕方がなかったのですが……(笑)。仕事を楽しめるようになってからは「代わりがない」ことが仕事のやりがいにつながるようになりました。

責任のある仕事を任されるのは期待されているということ。「あなたならできる」と信じてもらっているということ。それをただの“負担”に感じてしまうのはもったいないですよね。だからこそ、プレッシャーに負けそうになったときは自分にこう尋ねてほしい。「自分はこの責任ある立場に就きたかったんじゃないの?」「20代、仕事を必死に頑張ったのはこのためじゃないの?」って。ずっと欲しかったものを今の自分は手に入れている、その実感がわけばきっと、見える景色も変わってくるんじゃないかな。

Q 大事なプレゼンでいつも緊張してしまう!

もともと人前に立つのが大の苦手。大事なプレゼンもガチガチに緊張してしまい、そのせいで失敗してしまうことも。どうしたら、大舞台で緊張しなくなりますか?(30歳・広告)

A 今も昔もずっと大事な場面の撮影では手が震えるし、長ゼリフの前は心臓の鼓動がうるさく感じるほど心がこわばってしまう。私も“ 緊張しい”なのでその気持ちは痛いほどわかります。失敗するのが怖いから私は「もう大丈夫だ」と思えるほど練習を重ねる、それは緊張しいの私に小さな自信も与えてくれます。できる限りの準備をしておけば、たとえ失敗してしまったとしても「これが今の私の最大限なんだ」と納得することもできますしね。

そんな準備はもちろんですが、カッコつけないこともまた大事なこと。子どもの受験を目前に控えたママ友からよくこんなことを聞かれるんです。「面接で緊張して失敗してしまいそうで怖い。彩ちゃんは仕事で緊張したときどうしている?」その質問の答えも「カッコつけないこと」。そういうときはまず「緊張しています」と先に言ってしまう。自分の内側にある気持ちを吐き出すと、それだけで、少し気持ちが楽になるんですよね。

完璧でいたい、よく見られたい、そう思うから緊張してしまうわけで。だったら、先に自分から情けない姿や素顔を見せてしまえばいいんです。実際、撮影現場で私は緊張を隠したりしません。緊張で手汗グッショリになった情けない姿もさらけ出していますから(笑)。

Q “頼り下手”な自分にウンザリ

「申し訳ない」「迷惑をかけてしまうのではないか」そんな気持ちが強く、周りに頼ったり甘えることができません。結果、仕事を抱えすぎてしまいがち。弱音を吐くのも苦手、周りに相談するのも苦手、そんな自分にたまに疲れてしまいます。(35歳・マスコミ)

A 悩んでいるときはすぐに相談するし、困っているときは「助けてほしい」と素直に伝えます。どちらかといえば、私は“頼り上手”なのかもしれません。「周りの人の力を借りるのは決して悪いことではない」そう思えるのはきっと、誰かの力を借りないとここまで歩いてこれなかったから。たとえば「これをお願いできますか?」のひと言を臆せず口にすることで、その手助けの分、ほんの数分だけでも眠ることができる……。その“数分”や“数十分”に私は何度も救われてきましたから。

また、自分自身もよく思うのですが、頼られるのって、嬉しくないですか?まったく忙しそうじゃない人からお願いされたら「あれ、仕事を押しつけられている?」と感じるかもしれないけど、本当に困っていることや相手の力を借りたいことをちゃんと伝えれば「頼りになる相手として求めてくれて、認めてくれてありがとう」という気持ちになる。

自分は「申し訳ない」と思っていても意外と相手は「嬉しい」と感じてくれていたりするんですよね。だからこそ、臆病になってしまうのはもったいない。私なんて、年配の方や、普通は緊張してしまうような偉い方にも自分からどんどん声をかけてしまいますから(笑)。そういう方ほど器が大きく優しく、頼られることを喜んでくれる方が多いんですよ。

Q 仕事の失敗を引きずってしまいます

上司から注意されたり、仕事でミスをしてしまったり、小さなこともクヨクヨと引きずってしまいます。うまく気持ちを切り替える方法が知りたいです。(32歳・IT関連)

A 反省するのはとても大切なことだけど……それが前に進むのを阻むようなら考えもの。どんなに考えたところで、時間は巻き戻らない。失敗をなかったことにできるわけでもない。なんの解決にもならないのだから。そういうときは、自分に考える隙を与えない。

「ヨガに行こう」「映画が始まっちゃう」「友達と会わなきゃ」私だったら、とにかくスケジュールを詰め込みますね。そんなふうに、ほかの何かに夢中になっているうちに心のクヨクヨやモヤモヤは、いずれ時が解決してくれますから。

ジャンプスーツ¥69300/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) ネックレス¥17600/ルーム3138(ローラロンバルディ)

上戸 彩

上戸 彩


うえと あや●1985年9月14日生まれ。「第7回全日本国民的美少女コンテスト」をきっかけにこの世界へ。ドラマ「絶対零度」や「半沢直樹」シリーズ、映画『あずみ』や『テルマエ・ロマエ』など代表作を多数持つ人気女優。7月16日から開催される『特別展アリス』にて展覧会用の音声ガイドに初挑戦。私生活では2児の母でもある。

撮影/中村和孝 ヘア&メイク/中谷圭子〈AVGVST〉 スタイリスト/青木千加子 取材・原文/石井美輪 ※BAILA2022年8月号掲載

Feature特集

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