読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第513回は「川床」の読み方です!

今日のお題【川床】
読み方が2種類あって、意味が違います。
あなたはふたつとも、分かりますか……?
■ヒント
ひとつめの「川床」の意味は
「河川の底。また河原。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
ふたつめの「川床」の意味は
「川に突き出して設けた涼みのための桟敷。京都四条河原のが名高い。(岩波書店『広辞苑』)[第5版]より」
■使い方はこう!
「川遊びで結婚指輪を落としてしまい、急いで川床を探す」
「この夏の京都旅行では、憧れの川床で食事をする予定」
正解は……
↓↓↓
■正解は……

ひとつめの正解は……「かわどこ」でした!

ふたつめの正解は……「かわゆか」でした!
■「かわゆか」は鴨川の夏の風物詩
鴨川沿いにある食事処に設置される、大きなバルコニーのような高い床。
地元では「かわゆか」や「ゆか」と呼ぶんだそう。
「かわどこ」と読む旅行者が多く
予約するときに「かわゆか」と言うと、一目置かれるんだとか。
ちなみに同じ京都でも、貴船や高雄にある川床は「かわどこ」と読みます。
京都に行ったら上手く使い分けたいですね。
取材・文/高橋夏果