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【“働くママ”スーパーバイラーズのごきげんのつくりかた】5人で対談!働くママに必要なのはポジティブ思考!

多くのライフイベントを通過するバイラ世代だからこそ、仕事服や働き方にかかるバイアスもしなやかに乗り越えたい。母親と仕事を両立する5人のバイラーズにそのコツをお聞きしました。

森田みやびさん

森田みやびさん


専門商社。出産&復職を2回経験した3児の母。育休中。

ユイチャオさん

ユイチャオさん


金融系専門職。第1子出産時は夫が8カ月の育休を取得。

泉ひとみさん

泉ひとみさん


飲料メーカー。制服あり。現在の職場は女性も多い部署。

畑瀬 愛さん

畑瀬 愛さん


IT関連。復職後はよりきれいめ感を心がけるように。

岡田彩芳さん

岡田彩芳さん


日用品メーカー。今年第1子を出産し現在、復職準備中。

“働くわたし”軸で優先順位を見極める

働くママに必要なのはポジティブ思考と自信を持てる服

編集部 母になっても自分らしくおしゃれを楽しみたいというのが皆さんの共通意見でした。お仕事服についての考えや、母になってもファッションにこだわるモチベーションについて教えてください。

森田 母親ってどうしたって多忙ですし、世間的には、毎日着る服にはかまっていられなくても仕方ないという考えも多いようですが、私はずっとそれに違和感がありました。汚れていい服しか着ないのではなく、汚れても洗える、素敵な服を選ぶ。そういう発想でポジティブに楽しむ派です。もうひとつ、洋服は自分の中ではスイッチ切り替えの大切なツールだから、お仕事服も産前と変わらず、パリッとしたシャツを着ることを自分のルールにしています。

岡田 ああ、私、わりとそこら辺の服を適当に着ちゃってます(涙)。プチプラ服でお仕事服を組み立てているところなので「汚れても洗えばいい」は大賛成!

畑瀬 実際、私も産休中はラクな格好ばかりしていて。そのままのテンションで復職して会社のエレベーターの中で人に囲まれたときに、「これじゃだめだ」って焦ったんです(笑)。「ここには、私が母親だとわかる人は誰もいないんだから、一人の人間として自信が持てる格好をしよう」と決意して、今も楽しみながら、実践しています。

 私はもともとファッションがすごく好き。妊娠中、着られる服や似合う服が限られることがつらかったので、産後はその反動でよりおしゃれが楽しくなりました。母になった後のほうがいっそう、自分軸で選べている実感もあります。通勤時は、楽だけどファッション感度の高いものを意識したり、オフの日は娘二人とリンクコーデを楽しんだりとか。

ユイ 私も産後のほうが自由。母だからあきらめているおしゃれはありません。この状態を実現できるように、子育ての多くを夫が担当する、会社と保育園と自宅を徒歩5分圏内にするなど、結婚前や産前から環境を整えました

悩みも多いが、時代と環境の変化で働きやすくなっている

編集部 働くなかで、母親だから、女性だからと色々考えてしまうことはありませんか?

森田 壮大なテーマすぎてずっと話せそう(笑)。たくさんあるけど、ある日、いつも謝っている自分がいることに気づいたんです。熱出ましたすみません、遅れてすみません……って姿勢がどんどん悪くなっちゃって(笑)。疲れるし、ネガティブに引っぱられるから、意識的に「ありがとう」と感謝するように変えました。

 職場で周囲に気をつかわれすぎると、「子育てを優先しているように見えるのかな? もっと仕事を頑張りたいのにな」と思ってしまうし、難しいですよね。

畑瀬 私も同じ。復帰後は気持ちが殺伐としてしまったこともありました。でも、リモートワークが増えるなど、今の時代と環境のおかげでちゃんと働けるようになってきた感じもあります。

岡田 私、皆さんにひとつ質問したいです。今、復職準備中で、まもなく会社との面談を控えているんですが、最初からフルタイム復帰すべきか、キャリアと子育ての比重の想定に悩んでます。皆さん、どうされましたか?

畑瀬 不安ですよね(涙)、頑張りましょう! 私は授乳が終わって普通食も少し食べる1歳半のタイミングの復帰を選びました。

森田 私は一人目も二人目も6カ月で保育園に入れて、意気込みまくって復職。記憶がないくらい大変でした(笑)。心の中は熱く、でも思いどおりにはいかないことを想定して冷静に、がおすすめです。

ユイ 産後2カ月で復帰してバリバリ働く女性がいるのも事実だから、もし自分は子育てに比重を置きたいと思うなら、仕事には気負いすぎず取り組むくらいがラクかもしれないですよ。

岡田 めちゃくちゃ参考になりました。ありがとうございます!

畑瀬 仕事と子育て、自分の時間、今は自分がどこに優先順位を置きたいのかを考えてスケジュール管理することも大切ですよね。もちろん子どもは間違いなく大切な存在だし、子どもファーストな時間もありますが、自分の感情を犠牲にしすぎないようにしたいですよね。私たちの30代は今しかないんですから

撮影/野田若葉〈TRON〉 ヘア&メイク/加藤志穂〈PEACE MONKEY〉 取材・原文/渡部かおり〈FW〉 ※BAILA2022年12月号掲載

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