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【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!

2月26日(現地時間)、第89回アカデミー賞の授賞式が、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われました。受賞結果は、『ラ・ラ・ランド』(公開中)が監督賞(デイミアン・チャゼル)、主演女優賞(エマ・ストーン)、撮影賞、美術賞、作曲賞、主題歌賞の最多6部門、『ムーンライト』(3月31日公開)が作品賞、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞しました。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_1
左からマハーシャラ・アリ、エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、ケイシー・アフレック ©Sipa USA/amanaimages
主演男優賞は、ベン・アフレックの弟で『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(5月13日公開)のケイシー・アフレック、助演女優賞はデンゼル・ワシントン監督作『Fences(原題)』(日本公開未定)のヴィオラ・デイヴィスが受賞しました。

昨年は、2年連続で俳優部門にノミネートされたのが全員白人で「Oscar so white(白すぎるオスカー)」と揶揄されましたが、今年は10年ぶりにマハーシャラとヴィオラの黒人俳優が助演男女W受賞に。
『ムーンライト』予告編
作品賞の発表時には、前代未聞のハプニングが発生。プレゼンターを務めたのは、映画『俺たちに明日はない』(1968)でボニー&クライドを演じたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ。受賞作が記載された封筒を開けたウォーレンは困惑しつつ、フェイが『ラ・ラ・ランド』と読み上げました。

『ラ・ラ・ランド』陣営が歓喜に沸きながらステージに登壇し、受賞スピーチをしている最中に、なんと実際に作品賞を受賞したのは『ムーンライト』だと訂正発表。どうやらアカデミー賞のスタッフが誤って、ウォーレンとフェイに作品賞ではなく主演女優賞のウィナー「エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』」と書かれた封筒を渡したのが原因のよう。なんとも苦い結末に。
とはいえ、そのほかは会場の爆笑や喝采を誘うシーンが満載。司会を務めたコメディアン、ジミー・キンメルが、生放送中にドナルド・トランプ大統領へツイートしたり、お約束の“マット・デイモンいじり”をしたり。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_2
左からセス・ローゲン、マイケル・J・フォックス ©Sipa USA/amanaimages
そして、編集賞のプレゼンターとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)のマイケル・J・フォックスが同映画に使われた車型タイムマシン「デロリアン」から登場し観客を沸かせました。セス・ローゲンは、マイケルが同作で着用していたNIKEの未来型スニーカーを履いて登場!
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_3
©UPI/amanaimages
ヴェネツィア国際映画祭女優賞やゴールデン・グローブ賞主演女優賞などこれまでの賞レースを総ナメしていて、下馬評通りオスカー獲得となったエマ・ストーン。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートを果たし、2度目のノミネートで受賞となりました。

そんなエマが選んだのは、まるでオスカー像のようなシルエットで、フリンジが美しいゴールドの「ジバンシィ」オートクチュールのドレス。ダウンスタイルのヘアに、ゴールドの「ティファニー」のイヤリングで、『ラ・ラ・ランド』にマッチしたクラシックな雰囲気に。
昨年アカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンもエマを祝福!
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_4
©UPI/amanaimages
俳優デンゼル・ワシントンが監督・主演を務めた『Fences(原題)』でデンゼルの妻役を熱演し、アカデミー賞助演女優賞を受賞したヴィオラ・デイヴィス。『ダウト あるカトリック学校で』(2008)で助演女優賞、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011)で主演女優賞と、これまでに2度ノミネートされていたデイヴィスは3度目の正直で初受賞となりました! 

ヴィオラがセレクトしたのは、「ジョルジオ アルアーニ プリヴェ」鮮やかな朱色のドレス。彼女は、受賞スピーチが素晴らしく、また、授賞式後の記者会見で、自分の肌の色や51歳という年齢を好きだし、誇りに思うと語っていたのも印象的でした。
こちらは夫で俳優のジュリアス・テノンと養女のジェネシスちゃんとの家族愛が溢れる一枚。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_5
©Sipa USA/amanaimages
最新主演作『Elle(原題)』(今夏公開予定)で、数日前に開催された仏アカデミー賞のセザール賞の主演女優賞を受賞したイザベル・ユペール。アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされるも残念ながら受賞ならず。イザベルが選んだラメがキラキラ輝くドレスは、「ジョルジオ アルアーニ プリヴェ」。63歳のスレンダーな体型にマッチしたロングスリーブのドレスは、パリジェンヌらしい、盛りすぎないシンプルスタイル。

ジミー・キンメルによる「フランスからはイザベル・ユペールさんが来てくれました! 入国が認められてよかったですね」という、トランプ政権にまつわるブラックジョークにもにやり、と余裕の笑みで対応。終始美しい姿勢に貫禄が。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_6
©Sipa USA/amanaimages
『ラビング 愛という名前のふたり』(3月3日公開)で主演女優賞にノミネートされたルース・ネッガ。イザベル・ユペール同様ロングスリーブで、レースが施された鮮やかな朱色のドレスは、「ヴァレンティノ」のもの。胸元には、「アメリカ自由人権協会(ACLU)」の支援を表明するブルーリボンをつけてレッドカーペットに登場しました。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_7
©UPI/amanaimages
『ムーンライト』で助演女優賞にノミネートされたナオミ・ハリス。彼女がチョイスしたのは、ラフ・シモンズがデザインした白の「カルバンクライン by アポイントメント」のモードなドレス。アンダーバスト下をチラ見せし、後ろだけロングトレーンに。デコルテには何も付けず、「ブルガリ」のイヤリングとブレスレットをシンプルに付けていました。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_8
© 2016 A24 Distribution, LLC
麻薬漬けの母親役を熱演したナオミですが、残念ながら自身の受賞は逃したものの、『ムーンライト』はハプニングがありつつも、作品賞を獲得しました。

ナオミはビザ関連の手続きがうまくいかず、本来数週間費やせる予定がダメになり、この役をたった5日間で演じ切ったとのこと。ジェンダーを超えたラブストーリーは必見です!
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_9
©Sipa USA/amanaimages
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で助演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。現在「ルイ・ヴイトン」のジュエリーコレクションのキャンペーンに起用されていることもあって、今回着用しているドレスも同ブランドのカスタムメイド。トップがブラックのホルターネックで、スカート部分はホワイトゴールドというバイカラーのドレスが美しい!
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_10
©UPI/amanaimages
こちらもミシェル・ウィリアムズ同様、トップ部分が黒&スカート部分が白のバイカラーの「ジョルジオ アルアーニ プリヴェ」ドレスで登場! ネックレスは付けずに、ジュエリーは「スワロフスキー」のイヤリングとリングのみ。そして赤リップで華やかさをプラスしています。
エマは、ジュリア・ロバーツの姪として知られていますが、その偉大な叔母が2001年に『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した時の写真の前で、ジュリアの真似をしたキュートな一枚。ちなみに当時のジュリアも白と黒の「ヴァレンティノ」のヴィンテージドレスでした。
【2017年アカデミー賞】ハプニングまとめ&女優ドレス速報!_11
©UPI/amanaimages
スカーレット・ヨハンソンの春らしいふわっとしたピンク色のドレスは「アズディン アライア」、ジュエリーは「フレッド・レイトン」。前から見ると、ヘアアップスタイルに見えますが、実は横と後ろは男前な刈り上げヘア。スタッズベルトでウエストマークしたり、ドレスからは左胸の横にあるタトゥーが見え隠れしたりと、他の女優とは一線を画すちょいパンクなファッションで登場!
『ゴースト・イン・ザ・シェル』予告編
そんなスカーレットの最新作は、士郎正宗原作のSF漫画『攻殻機動隊』を米ハリウッドで実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)。どんなアクションを見せてくれるのか、楽しみです♪
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©Sipa USA/amanaimages
米テレビシリーズ『FARGO/ファーゴ』で夫婦役を演じた俳優のジェシー・プレモンスとの婚約が噂されるキルスティン・ダンスト。彼女がオスカードレスとしてチョイスしたのは、ベアトップでくびれが美しい黒の「ディオール」オートクチュール。またチョーカーは、京都のジュエリーブランド「ニワカ」のもの。今年で35歳になるキルスティン、ムーディーな雰囲気です。
キルスティン出演最新作は、『白い肌の異常な夜』(1971)をリメイクしたソフィア・コッポラ監督作『The Beguiled(原題)』(6月全米公開)。同作でコッポラ監督とは3度目のタッグに!
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©UPI/amanaimages
夫ジャスティン・ティンバーレイクが、アニメ映画『Trolls(原題)』のテーマ・ソング「Can’t Stop The Feeling!」で歌曲賞にノミネートされ、ジャスティンと共にレッドカーペットに登場した女優のジェシカ・ビール。彼女のカービースタイルを活かしたゴージャスなドレスは「カウフマン・フランコ」、チョーカーは600カラットのダイヤが付いた「ティファニー」。
授賞式終了後のリラックスしたファニーな一枚。オープニングにパフォーマンスを披露したジャスティンは、ステージから降りてジェシカと一緒にダンスするなど、結婚5年目もラブラブな様子。

今回のアカデミー賞は、作品賞を間違えるというハプニングやトランプ大統領批判もありましたが、女優たちの素敵なドレスはレッド・カーペットを美しく彩っていました。トレンドカラーやデザイン、ヘアメイクなど、今春のおしゃれの参考にしてみて♪
文/國方麻紀

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