凰稀かなめプロデュースのフレグランスで、なりたい女性になってみる?

2017-11-26 18:00
  • 宝塚ファンは知っている。宙組トップスター凰稀かなめが銀橋を通りすぎると、そこに彼女の余韻がいつまでも残っていることを。ラッキーな観客は知っている。冷たい指先に触れたあと、掌に彼女の存在をいつまでも感じることを。

    その秘密を紐解くキーワードのひとつが「香り」だったということ、香水の発表会を通して知りました。
  • トークショー開催日の11月22日はファーストアルバム発売日。エントランスにはフレグランスとアルバムジャケットがともにお出迎え。
  • 凰稀かなめさんは2015年2月に宝塚歌劇団を退団、ミュージカルや現在放映中のテレビドラマ「トットちゃん」(テレビ朝日)に出演し、活躍の場を広げています。さらに来春オリジナルフレグランスをプロデュースすると聞きつけ、その理由が知りたくて発表会のトークショーに潜入してみました。
  • 香りは自分の芯を現すもの。役柄ごとにまとう香水を替えています
  • 聞き手は美容ライター前田美保さん。「もともと香りが好きで、宝塚現役時代も演じる役柄を表現する手助けとして頼りにしていました。2016年にミュージカル『1789』にマリー・アントワネット役で出演していたとき、役に合わせて選んでいた香水がちょうどなくなってしまって……。それがもう手に入らないものだったから、『くそーっ!』って思って(笑)香りを自分で作った方が早いかも⁉︎と思いついたのが、香水をプロデュースするきっかけです。」

    「香水の『フェニックス ティアーズ』という名前は、フェニックス=鳳凰(凰稀かなめの凰)から、ティアーズは涙から。私、舞台以外ではほぼ泣いたことがないんですね。………うん、ほぼ、ほとんど泣いたことがない(笑)でも舞台では作品上、毎回涙を流していることが多くて。自分が演じる役と、その役を演じた自分が流した涙。私がつくるフレグランスはその2つの結晶と思い、ブランド名にしました。」

    「香りは2つあって、まずは『ラグジュアリータイム』。ミュージカル『1789』で演じるマリー・アントワネットがイメージソースです。フランス革命の最後の見せ場のシーンに現れる、王妃の凛とした部分と、残りわずかな命を家族と過ごしていきたいという母性と、たった一人の女性としての繊細な乙女心。フリージア、ジャスミン、ムスク、アンバーを基調に、決して消えることのない大輪のイメージを香りに託しました。」

    「『タイムトゥギャザー』は来年出演する舞台『銀河鉄道999』でクイーン・エメラルダスを演じる際にこの香りをまとう予定です。エメラルダスはトチローという人物と思い合っているのに一緒にいることはできない関係性で。遠く離れていても一緒にいるような空気感、彼女のカッコよさと同時に女性らしさも表れる香りにしました。ミントやローズマリーなどフローラルハーブに始まりムスク、ベチパーの落ち着きある香りへと変化していきます。」

  • 女性像を明確に描いた2つの香水。フローラルフルーティとフローラルオリエンタル、この2つをレイヤリングしてもとてもまとまりが良いという発見も。
    「私は朝メイク前に一度香りをつけるんですが、出かける直前に気分が変わることがあるんです。その時は別の香りをふりかけちゃう(笑)今日も朝は『ラグジュアリータイム』をつけてたのですが、トークショーの前に気分がしゃんとする『タイムトゥギャザー』をレイヤリングしました。重ねても心地よい香りなんですよ。」
  • 宙組トップスター時代の香りのエピソードも披露
  • その優雅さ、スタイルの良さに会場からはため息が。
  • 美容ライター前田さんいわく、「かなめさんが銀橋を渡るととてもいい香りがする」という逸話があったそう。その秘密を今回特別に明かしてくれました。そもそも男役トップスターとしてお芝居の時は役柄に合わせた香りを選び、ショーではワイルド系やシャープな感じなどとさらに使い分けていたのだそう。そして、まとい方にもこだわりが。

    男役は基本、肌が出ているパーツといえば、顔と手のみ。お衣裳に香りをつけてはいけないので、香りをまとう部分はまず「髪の毛」だったのだそう。舞台上からはけた後にも役の思いや存在感を残しておきたい、お芝居の相手役そしてお客様に……。客席降りの演出がある際は、お客様と握手したりハイタッチする機会に、相手に香りが伝わり、心にも残ったらよし!(笑)と狙っていたとか。

    さらなるこだわりは、なんと靴の裏側にさっと香りを振りかけていたというエピソード。「銀橋を渡る際は、足もとがお客様にいちばん近くなるので、マントをひるがえしたり、さっと走り抜けるときに香りが残るようにしていました。」
  • 今後もめぐりあう役の人物像、生き様などを演じた自分の思いとともに香水に込めて一緒に成長していけたら、と語るかなめさん。「フェニックスティアーズ」の発売は2018年2月1日とまだ少し先ですが、素敵な女性像を反映した香りをぜひ試してみて!(副編クドウ)
「フェニックスティアーズ」〈ラグジュアリータイム〉〈タイムトゥギャザー〉各50mL 各¥8500/ケイローズ ※2018年2月1日発売

〈凰稀かなめさん出演情報〉
リーディングアクト『愛にまつわる、いくつかの・・・』
主演/凰稀かなめ
演出・出演/ラサール石井 怜美うらら
日程/2018年2月9日(金)~18日(日) 全15公演
会場/東京・紀尾井小ホール
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