【30代の着物着こなしお手本】桐谷美玲が秋の京都&和装でやりたいこと3選

2018-09-13 11:00
  • 「和装を日常で楽しめたら素敵だな」そんな憧れを描き、我らがカバーモデル・桐谷美玲が、古都・京都を訪れました。自ら選んだきものをまとい、凜とたおやかに。古きよき街並みを舞台に、また一歩、大人への階段を上ります。
  • 品よく、美しく、華やかに! 美玲の着物は30代女子のお手本
  • きもの(レンタル一式)¥10000(税込)/レンタルきもの みさやま かんざし¥3300・帯留め¥4000/大原商店(花しおり)
  • 「上品でいてそこはかとなく色気もある、きもの姿の女性に憧れがつのります。東京では“特別”と思われがちな和装も、街並みにスッとなじむ京都でなら自然体で着られる気がして…」
    普段はたくさんの人であふれる祇園白川。ひとけもまばらな早朝に散策すれば、気持ちがより澄み渡る。町家が連なる石畳に品のよい和装姿が溶け込むようになじんで。「静かな朝の風景は、人が多い日中とはまた違った魅力を見せてくれますね。早起きして街歩き、ハマりそうです!」。
  • やりたいこと① きもので街歩き
    観光名所でなくとも、ふらりと街を歩くだけで情緒あふれる風景に出会える京都。お気に入りのきものを着て出かければ、街歩きが格段に楽しくなる。バッグ¥38000/大原商店(花しおり)

    木の葉模様の総柄は黒の帯でモダン仕上げ。気軽な街歩きにもぴったり
    赤みを帯びた茶と白で描かれた木の葉模様が秋らしい。深いボルドーの八掛(裏布)が、袖口や裾からのぞき、さりげないしぐさすらしっとりと女らしい表情に。帯留めや帯揚げにも同じ色をリンクさせて統一感を。縁起のよい宝づくしの名古屋帯も黒を選べば、大胆な総柄がシャープに引き締まる。

    やりたいこと② お茶を楽しむ
    京都に行ったらぜひ訪れたいのが茶室。とりわけ、歴史ある寺院でのお茶会体験は日本の伝統に深くふれるまたとない機会。和装ならなおさら、その風流な世界を余すところなく堪能できるはず。きもの(レンタル一式)¥10000(税込)/レンタルきもの みさやま かんざし各¥3500/大原商店(花しおり)

    淡い縞模様のきものは秋を感じる菊の帯でよそゆきに盛り上げて
    「茶室に映えそう」と、軽やかな色合いのきものをチョイス。ベージュ地に茶、黄、グレーなど、シックな色を織り交ぜた縞模様でやわらかな女性らしさを。金糸で飾られた大輪の菊が咲く絹の名古屋帯を合わせれば、大人にふさわしい上品な華やぎが加わる。帯揚げや帯締めにきかせた緑やからし色もポイント。

    「ずっと挑戦してみたかったお茶会。本格的な茶室できものを着て、静寂と緊張感を味わうとても貴重な体験でした。シンプルな縞模様のきものときらびやかな帯の緩急ある組み合わせも大人っぽくて素敵」

    今回美玲さんが訪れたのは、東山区・高台寺の境内にある茶室。ほぼ月1回のペースで行われる由緒正しき茶道体験は、初心者でも気軽に参加できます。秋の月や虫の音、秋草を楽しみながらの「秋の夜の観月茶会」が人気。9 月23日(日)までの金・土・日に開催中。料金(1人)¥6000(拝観料込・点心・喫茶つき) ※要予約(参加前日の午後4時までに、名前・人数・希望の日時・連絡先を電話で) ※10月以降のお茶会スケジュールはホームページで確認を 鷲峰山高台寺 京都市東山区下河原町526 ☎075(561)9966 9時〜17時30分(17時受付終了)

    やりたいこと③ お寺を訪れる
    お寺巡りも京都の醍醐味のひとつ。和装に身を包み厳かな気持ちで歴史的文化財を肌で感じてもよし、名庭を眺めてもよし。思い思いに過ごす贅沢な時間を。

    約1万坪の敷地を誇る格式高い青蓮院門跡へ。ここを訪れたら、ぜひ池泉庭園に足を運んでみて。日陰になった建物の外に広がる緑のグラデーションは目をみはる美しさ。庭内を歩くこともできるから、時間を忘れてゆったりと過ごすことができるはず。自然界の色になじむ上品な淡い縞模様のきものがいちだんと絵になる。きもの一式・かんざし/p.132と同じ 青蓮院門跡 京都市東山区粟田口三条坊町69の1  ☎075(561)2345 9時〜17時(16時30分受付終了)

    「京都は子どものころから大好きな場所。昔ながらの町家の風景や、そこかしこにある緑、どこからともなく聞こえる川のせせらぎ…。和の落ち着いた雰囲気に癒されます。今回、初めて和装でさまざまな場所を巡り、今まで以上に『京都に来た―――!』と気分が上がりました(笑)。きもの選びも、本当に奥が深くて楽しかった! こんなふうにすんなりと日常の中で和装を楽しめるのも、京都ならではですよね」

  • 「きものを着ると背すじがのびて、所作もしとやかになる気がします。本格的なきものとなるとハードルが高くて、東京では仕事や結婚式のときにしか着たことがなかったけれど、これからは機会を増やしていきたいです。おめかしがきものって最高に素敵だと思うから。和装で観劇にも行ってみたいですね。成人式で着た振袖をお直しに出そうかな。そのうち母のきものも受け継ぎたい、そしていつか自分のきもので京都を再訪したいです」と美玲。この秋、旅行や紅葉狩りなどで京都を訪れる方はぜひ参考に。
撮影/赤尾昌則〈whiteSTOUT〉 ヘア&メイク/塩沢延之〈mod's hair〉 着付け/山﨑真紀 モデル/桐谷美玲 原文/榎本洋子 現地コーディネーター/天野準子 ※BAILA2018年10月号掲載
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