徹底試着で判明！色白さん＆地黒さんの「正解カラーニット」

今季は特に大豊作のカラーニットだけど、今いちしっくりこないと感じていたら、それは肌色に似合ってないのかも。同じ色でも、肌色との相性で美人度には大きな差が。

バイラでおなじみの同世代スタイリスト、吉村さんと松村さんが50色を試着して判明した色白、色黒、それぞれの正解カラーニットの一部をご紹介します！

まずはカラーニットのなかでも身近な存在の赤。
赤と一口に言っても、実はボルドーから朱色まで色の幅は思ったより広いもの。色白さんの場合は「明度を落とした濃いめの赤」なら血色のいい美肌に見せる効果アリ。
また、カラーニット初心者は写真のように顔から色を遠ざけるVネックを選ぶと良いそう。


逆に、明るい赤は肌の白さとのコントラストが強すぎて「この色、なんだかチカチカする！？」と馴染まなかった模様。

地黒さんの場合は、色白さんとは反対に「にごりのない鮮やかな赤」を選ぶと顔色が明るく、華やかな印象に。また、リップの色は顔色とニットをつなぐオレンジ系にするとちょうどいい、という実験結果も判明。

ボルドーなどの色白さんがOKだった色は顔のくすみが目立ってしまうので、地黒産の場合は避けた方がよさそう。

春にかけても大流行しそうなピンク。色白さんの場合のベストピンクは「肌の透明感をきわだたせるベリーピンク」。青みのあるピンクは今っぽい洒落感も引き出せる太鼓判カラー。

逆に、パステルピンクはぼやけた印象になってしまい、甘さが強調されてイマイチ抜け感のない印象になってしまった模様。

地黒さんが選ぶべきは「軽めピンク」。なかでもサーモンピンクは顔色ともなじみやすく、ヘルシーな大人の可愛らしさが出るベストカラー。
明度の高い、軽やかなピンクを選ぶのが地黒さんがキレイに見えるポイント。

ビビッドなピンクや濃いめピンクは派手すぎたり老け見えしてしまうおそれがあるのでご用心。

では、子供っぽく見えたり、野暮ったくなりがちなパステルトーンならどう選ぶべき？
まず、地黒さんの場合は、白が多い「透明感のあるペールトーン」を選べば顔色もきれいに見えると判明。リップもミルキートーンにし、髪はエアリーなダウンスタイルでニットの色の軽やかさを後押しして。

ぼやけたり、顔が大きく見えたり、と色白さんが最も敬遠しがちなパステルだけど、今回の試着で判明したのは「スモーキートーン」を選べば意外と大人っぽく、膨張もせずすっきり着こなせるということ。パステルピンクはNGでも、肌より少しだけ赤みがあるようなスモーキーピンクなら大人ニュアンスで着こなせた！


いかがでしたか？同じ色でも、肌のトーンによってこんなにベストカラーは違うんです。
ほかにもイエローやブルー、グリーンなどありとあらゆるカラーを徹底的に試着し倒した二人の試着結果は発売中のBAILA１月号でじっくりどうぞ！