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高級筆記具が“いい”理由は高いからだけじゃない。

年末の恒例行事として個人的に続けているのが、年賀状。最近ではメールやメッセージで代用する人も多いと思いますが、日頃から無精者のワタクシ、年賀状でしか繋がっていない友人も数知れず。これだけは続けないとトモダチがいなくなる、とばかりに(それってもはや友達なのか?という議論はさておき)、なんとか継続しているのです。

大晦日に書き上がらずに焦るという年も多いのですが、今年はなんと早々終わらせて余裕を持って新年を迎えられそう。

その秘訣は筆記具にありました。
高級筆記具が“いい”理由は高いからだけじゃない。_1
最近のお気に入りはこちらの2本。
私の時間を作ってくれたのは、この2本の筆記具。『モンブラン』の万年筆と『クロス』のボールペンです。

なんだ、高級筆記具だからだったのね、と思われましたか?

そうとも言えるし、それだけじゃないとも言える。これらのペンがなぜいいのか、私なりに考えてみました。

(1)早く書ける。
いいペンって、書きやすいんです。スラスラ書けるからストレスフリー。いわゆる滑らかな書き味っていうやつですね。スラスラ書けばどんどん書けて、進むこと進むこと。
(2)字が上手に見える。
万年筆で書くと、なぜか字が上手になった錯覚に陥るのですが、錯覚ばかりとも言えない。キーボード生活で、めっきり字を書く頻度が減ったため、明らかに学生時代よりも字が下手になっていることを自覚している私でも、ちょっとはマシに見えるから不思議です。上手に書けると、書きたくなるという好循環が生まれるのも不思議です。
(3)腕が疲れない。
これは(1)の書きやすさにも通じることなのですが、ほどよい重みがあるためなのか、腕が疲れにくいような気がするのです。そのせいで、長く書き続けられる。
結果、早く書き終わったともいえるのかも。
(4)文字を書くのが楽しくなる。
実は、これが最大の要因かなと思います。いい筆記具って、それを使って書く行為そのものが楽しくなるのだと気がつきました。究極のアナログな楽しみ方ですよね。普段、字を書かなくなっているからこその楽しみともいえるかもしれません。
ちょっと楽しい、と感じてからは、一文字ずつ書くことを楽しむように意識してみたら、ますます楽しくなってきた! これまでだったら面倒だった宛名書きがこんなに楽しめることだったなんて。

もちろん、高級筆記具を持っていることで得られる満足感だってありますが、高いだけじゃない理由が使ってみて実感できました。

ちなみに、私が使っているのは、万年筆は中細タイプ。ボールペンも細字に芯を変えて以来、ぐんと使いやすくなって出番が増えました。もし、頂き物のペンが寝ているなんてことがあったら芯を見直してみるというのも手かもしれません。

ちょっぴり面倒だった作業を今年はさっくり終わらせて、幸先のいい新年を迎えられそうです。

みなさま、良いお年をお迎えください。
(副編ナカディ)

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