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今注目の漫画家、鳥飼茜さんの【女友達】を描いた作品がグッとくる!

女友達や恋人たちの葛藤や、奥深い心の部分に隠されたダークサイドを絶妙に表現。ひとつひとつのセリフに共感ポイントが満載の鳥飼茜さんの漫画を知っていますか? 『地獄のガールフレンド』(祥伝社フィールコミックス)は、ひとつ屋根の下で同居する3人の女子が主人公。女友達同士の悩みや葛藤、友情などアラサー世代にグッとくるシーンが満載なんです。
今注目の漫画家、鳥飼茜さんの【女友達】を描いた作品がグッとくる!_1
祥伝社 各¥680 ①~③絶賛発売中
今注目の漫画家、鳥飼茜さんの【女友達】を描いた作品がグッとくる!_2
©鳥飼茜/祥伝社フィールコミックス 
それぞれライフスタイルや環境が変わってくるアラサー世代は、どこか「自分だけが楽しいこと」を共有しづらい。このシーンにあるように「お互い、大変よね」(ため息)と言う方がラクなのは、反感を買ってしまわないための防御策なのかもしれません。誰しも心の奥底に眠っている「言葉にならない女心」を引っ張りだしてきて、セリフにしてしまうテクニックは鳥飼さんならでは。

鳥飼さんが考える、女友達との心地いい距離感とは?

BAILA「『地獄のガールフレンド』では、仕事も人生経験も違う女子3人が、ひとつ屋根の下にいながら、ほどよい距離感でいられる関係性がうらやましく感じられます」

鳥飼さん「そもそも、主人公の3人は『女友達なんていなくてもいい』と思っていた共通点があるんです。けれど、ルームシェアをすることでお互いの気配を感じ始める。そこから得られる安心感が、かたくなだった彼女たちの心の結び目をほどくことになったんです。実は、私自身、友達づきあいが苦手で。3人以上で話すとキツいなって(笑)。私の場合、八方美人なところがあるから、そこからトラブルになるのが嫌で。とはいえ、新たな友達は欲しい。なので、壁はつくらず自分に興味を持ってくれる相手を待つんです。そして、相手に依存せず、たとえラインで既読スルーされても、気にならない関係性を意識しています。SNSや人の噂話もあえて耳に入れない。いい意味での自制が、長くつきあえる友達をつくってくれている気がします」
今注目の漫画家、鳥飼茜さんの【女友達】を描いた作品がグッとくる!_3
鳥飼茜/大阪府出身。2004年に『別冊少女フレンドDXジュリエット』(講談社)でデビュー。女性の目線でとらえた作品の数々に注目が集まっている。
これから読書が楽しくなる秋の夜長に、ぜひ鳥飼ワールドにはまってみませんか? 絶賛発売中の本誌9月号「本当の女友達が3人いれば幸せ者だ!」でも詳しく紹介していますのでぜひチェックしてみて!
撮影/中澤真央 

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