ホテルステイも満喫しながら、噂の新旧スポット街歩き
お昼は、25階にある香港いちチャーミングだと思う、広東料理の「マン ワー」のランチへ。フューシャピンクのテーブルリネンと鳥籠の形のランプシェード、高層階から望むビクトリア湾の景色にも気分が上がります。ミシュランの星付き広東料理は味はもちろん、点心やデザートのプレゼンテーションも夢のようで、必ず予約したい場所のひとつ。シグニチャーディッシュの揚げウニのプリン(日本から空輸したウニを濃厚なプリンにして揚げたもの)など興味深い点心や料理が並びます。内装も、サービスもすばらしく、ここにいるだけで、香港に来てよかった、と毎回思います!!
心とお腹を満たしたら、お部屋でのんびりしたい気持ちを抑え、食後は街の探索へ。コンシェルジェのお勧めの最新スポットに出かけるのも一考です。ホテルの位置するセントラルは徒歩圏内に見所がたくさん。まずは、6月にオープンしたばかりの「大館(タイクン)」へ。文化財のヘリテージサイトをリノベーションし、新しくできて話題の「Madame Fu」などレストランやショップが賑わっています。ホテルから徒歩圏内の船着場からスターフェリーに乗って、懐かしい街並みが残る対岸に足を延ばすのも楽しいです。運賃は約40円、6分ほどで到着なのでぜひ!香港名物インヨン茶で一息ついたり、ミルクプリンを食べに行きました。ホテルには、香港の魅力を最大限に楽しめる4種の市内観光ツアーもあるので、プロの案内する香港に出会ってみるのも一考。ディナーはホテルから足を伸ばして、9月にオープンしたばかりというコーズウェイベイにできた「John Anthony Cantonese Grill&Dim Sum」へ。人気店「Mott32」と同じオーナーということで、大注目の四川、広東のフュージョン料理の店です。グリルした肉が自慢で、大人数でシェアしてあれこれいただくのが楽しいカジュアルな雰囲気。ラベンダーのカクテルなどもお勧めらしく、なかなか攻めています。内装もセクションごとに趣が違い面白かったです。地元のファンで賑わうのにも納得の美味しさでした。また、食べ過ぎたな、と思ったら、ホテルの最新のマシンとトレーナーを揃えたジムやプールで汗を流すのもよしです。
撮影・取材・文/桂まり