[猛暑にはまとめ髪！] セミロングヘア編 プロのテクで差がつくふんわりまとめ髪。見た目もボリュームアップ、薄毛カバーもできちゃう！

後ろでひとつにまとめるシンプルなまとめ髪は、全体がボリュームダウンして見えるのが気になるところ。さらに、分け目の地肌が目立ってしまうと、一気に老け見えの原因になります。特に髪の薄さが気になるという人は要注意です。ふんわりと根元を立ち上げるテクと、ラフなほぐしのテクを使えば、エレガントな大人スタイルに仕上がります。

TAYA 丸の内店
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 4F
03-5220-3976
https://tayanet.jp/salon/0165/

＜髪悩み＞
「量が少ない」「くせ毛」「髪質が細くて柔らか」「湿気の多い日はうねりがでる」。

くせ毛なので、湿気が多い日はうねって広がってしまいます。特に根元のくせが気になるので、定期的にストレートパーマをかけているのですが、サラサラにはなってまとまりやすくなる一方、髪の立ち上がりがなくなって、ボリュームダウンしていまうという悩みも…。

また、ナチュラルに崩したポニーテールやハーフアップに憧れているのですが、おしゃれに崩すのが難しく、ただのボサボサ頭になってしまいがち。結局オールアップに落ち着いてしてしまいます。スタイリング剤の使い分けもいまいちうまくできていない気がします。

今日は、ほどよい抜け感のあるまとめ髪を教えていただけるということで、楽しみにしてきました（大野さん）。

トップのボリュームを出して、ふんわりとしたシルエットを作るのがポイント。髪の根元の立ち上がりがとても重要になります。

上手に髪を立ち上げるには、髪の根本を濡らしてからドライヤーで左右に指で動かし、地肌をやさしくこするようにしながら乾かすのがポイントです（TAYA 末藤さん）。

＜アレンジのポイント＞
1. ドライヤーによるベース作りでトップの根元を立ち上げる
2. 分け目はジグザグにとって、地肌見えをぼかす
3. 全体をランダムに引き出して丸みを出すのがポイント

《Point》
トップの髪の表面にたくさんバームをつけてしまうと、ボリュームダウンしてしまいます。トップを整える際、バームは取り足さず、手に薄く残っているのを軽くつける程度で十分です。

結んだゴムに、片方の親指を差し入れる。反対の手で少量の毛束を分け取り、ゴムの周りに毛束を巻きつける。ゴムに差し入れていた親指に人差し指を加えて２本の指で巻きつけた毛束の先を受け取り、ゴムを通して引き抜きます。

こうすると、ゴムの周りに髪が巻かれ、ゴムを隠すことができます。

撮影／藤澤由加　取材・文／瀬戸由美子