ダミアーニの新作ジュエリー「ベル エポック・リール」の魅力をジョルジョ・ダミアーニ氏がナビゲート！

イタリアを代表するジュエラー、ダミアーニの創業者一族の一人として、ダミアーニ・グループ代表取締役副社長であり、商品開発部門責任者を務めるジョルジョ・ダミアーニ氏が来日。BAILA読者に是非身に着けて欲しいと語る、新作「ベル エポック・リール」の魅力とは？

——ジョルジョ氏は商品開発の責任者ということで、「ベル エポック・リール」ができ上がる過程を間近で見ていらっしゃったかと思います。こだわりや思い入れはありますか？

「ベル エポック」コレクションは、日本はもちろん世界中でとても人気のあるアイコニックなデザイン。祖父がダミアーニを創立した当時は、映画というものが“動く芸術”として台頭した時代＝ベル エポックの時代だったこともあり、私たちファミリーにとっても特に思い入れのあるコレクションなんです。そこから生まれたのが、この「ベル エポック・リール」です。今回、“動き”に焦点を当てて、これまでにない革新的なジュエリーを新しくデザインしました。若々しくてモダン、リングやネックレスチャームの中央がくるくると回せる仕組みもプレイフル！ 遊び心にあふれながらも、ダミアーニならではのハイクオリティなジュエリーをイノベーションして作り上げました。ダミアーニの金細工職人たちの技が、高度な品質につながっています。

—— BAILA読者へのおすすめを教えてください。

若々しくて高感度なBAILA読者の方たちにこそ、このコンテンポラリーな「ベル エポック・リール」を楽しんで身に着けていただきたいですね。特にリングは、中心部分がくるくる回るユニークな構造。動きがあるという点で、ハイジュエリーを身に着ける楽しさを若い世代にも感じていただけるのではないかと思っています。また、“ジェンダーレス”の概念は、このコレクションを作った目的でもありました。大切なパートナーとペアで着けている方も多く、男性からも女性からもご好評をいただいています。

——ジョルジョ氏のジュエリーに対する想いとは？

1924年の工房を立ち上げから、金細工師たちは代々そのノウハウを継承し、ずっと培ってきた歴史があります。祖父が創業し、そして父、私たちの代までハイジュエリーに対する情熱を受け継いできており、ダイヤモンドなどの宝石に囲まれて育っているので、ジュエリーというものがDNAに組み込まれているんです。私たちはハンドメイドの力、ハイジュエリーの価値を信じています。これからもイノベーションと美しさを大切にしながらベストを尽くし続けていきたいと思っています。

撮影／長田克也（aosora）　取材・文／東原妙子