エルメス財団が2014年からフランスで実施してきたプログラム「スキル・アカデミー」、そのコンセプトを引き継ぎつつ日本バージョンとしてスタート。2022年3月26日〜「木」について学ぶワークショップを開催します！
© Kodansha Sensho Métier/ Fondation d'entreprise Hermès
「スキル・アカデミー」は、エルメス財団が企画・開催する社会貢献プログラムの一つです。その最大の特徴は、自然素材に光を当て、素材に関わるスキル（＝職人技術や手わざ）の伝承、拡張、普及を目指すというもの。2014年からフランスで行われ、日本では2021年から開催されています。今回募集がスタートするのは、3月に行われる「木」について学ぶ５つのプログラム。
日本での取り組みは2つの要素で構成。一つは、一般向けの書籍『Savoir&Faire 木』を講談社選書メチエの一冊として2021年8月に刊行。もう一つは、中高生向けの春のワークショップ 「木に学ぶ、五感で考える」の開催。今回、このワークショップの事前申し込みがスタートしました。
中高生向けワークショップ「木に学ぶ、五感で考える」Wood-Life Learning は「木」を愛で、手や身体を通して木に学び、五感で考えることで、これからの「スキル/手わざ」をどう発展させることができるかを、中高生の皆さんと共に考えるというもの。実際に「木」に触れ、「木」にまつわるさまざまな専門分野の大人たちとの交流によって自らの関心を広げ、「スキル/手わざ」を育んでいくための視点や発想力を養うことを目指します。
2022年3月26日（土）〜31日（木）（3月27日除く）の期間、 木版画の制作、東京の森と林業、音を探す体験、香りの蒸留体験や詩作、街歩きの植物探索、盆栽ワークショップや文化財の修復（仏像）など、5つのプログラムで「木」について学びます。各回、15名定員で実施。参加は事前申込制で、応募多数の場合は抽選。実施日時や応募期間・応募方法、プログラムの詳細については公式サイトから確認を。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、実施内容に変更がある場合もございます。
「木」について深く考え、新しい知識を得るチャンス。ぜひ参加してみては？
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