【2020美白コスメ】目指すは“ほんのりピンク色”の透明感！

今年の美白トレンドは「白さ」ではなく「血色感のある透明肌」。美容の進化を見守ってきた美プロの松本千登世さん＆平輝乃さんが今年の新作美白コスメについて語り尽くします！　ブースター兼用の塗るマスクや薬用スキンケアパウダーなど、マルチに使える美白アイテムもチェックして。

平さん：以下T 今季は白肌というより、血色感のある、ほんのりピンク色をした透明肌を目指す、トーンアップ美白が目立ちましたね。

松本さん：以下M その代表がクラランスの新しい美白かな。このスルンとした質感、好きなんです。トーンアップされて肌がなめらかになる。

T 大気汚染の影響による酸素不足で活力の落ちた現代人の肌がターゲットなんですよね。細胞にしっかり酸素が行き渡ると、くすみ感が抜けるし、代謝も正常に。

M巡らせるって大事なんだな、とつくづく。エストのG.P.も肌の循環力を高める美白。シミというより、肌全体のどんより感やくすんだ印象が気になる人にいいですよ。

T 潤いと美白成分を肌全体に行き渡らせるならローション美白が手軽でおすすめ。ディオールのスノーの化粧水はシミとシワの両方に効くナイアシンアミドを新配合。雪のように見えるカプセルは抗酸化作用に優れたビタミンE。フレッシュな状態で最後まで使えるように点在させている技術、なにげにスゴイ。

M 潤わせて透明感をグッと高めるなら、ロクシタンのシートマスクはどう？　1回で実感が高かったです。肌が明るいとそれだけで幸せな印象になるんだよね。

T ロクシタン、よかった♡　シートが肉厚でミルキーなテクスチャーの美容液がひたひたにしみていて。マスクなら、ジバンシイの塗るマスクもいいですよー。これ、そのまま塗りっぱなしにしてもいいし、ブースターとしても使えるというマルチぶり。ほんのりピンクの上気したようなトーンアップ系の仕上がりが、まさに今季っぽい美白。

M イプサのスキンケアパウダーもユニークですね。スポーツジムの帰りとか、メイクはしたくないけど、すっぴんは困る……、なんてときに重宝しそうです。

T 美白成分4MSKにＳヒアルロン酸、肌あれ防止スキンケアパウダーと美容成分がテンコ盛り。パウダーだけどオイル配合なので意外とパサつかないのもうれしいところ。

撮影／内山功史（人）、李 哲（物）　ヘア＆メイク／甲斐美穂〈ROI〉　取材・原文／平 輝乃　構成／渡辺敦子〈BAILA〉　※BAILA2020年4月号掲載

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