大人が長く愛せる上質で洒落たレザーのバッグを（予算の都合で）ハイブランド以外で欲しい。どこで買うか、ちょっと迷いませんか？ 私は今季、理想のバッグに出会いました。パリ生まれの「Soeur（スール）」のショルダーバッグ。品のいいレザーの質感に一目惚れし、使ってみたら大満足でしたのでご紹介します。
予算10万円以下で、大人が満足する上質なバッグ選び
大人になって、バッグ選びが年々難しくなっていくように感じます。素敵なものへの瞬発的なトキメキは全然衰えないのですが、歳を重ねて自然と、自分にとって「いいもの」を吟味して買うようになりました。とはいえ、いいもの＝ハイブランドだけではお財布がもちません。大人が満足できる上質感があって、何より自分の好みと価値観にフィットするバッグが欲しい。10万円以下で。
そのハードルを超えて胸にきたのがトゥモローランドで買い付けている「Soeur（スール）」のショルダーバッグです。フランス語で姉妹という名前の通り、姉妹が立ち上げたブランドだそうです。お値段61600円。
Soeur（スール）のショルダーバッグのを使って感じる良さ
まずレザーの質感がいい。これで6万円なら大満足。
そして、品のいいカタチ。流行に左右されない四角いボディは、パリの古着屋さんに置いてあっても不思議ではない普遍性と匿名性があり、メタルのクロージャーだけがモダンなオブジェのように現代的で個性的。そのバランスが好み。
持ち物を入れるのに必要十分な容量があるのも、大事なポイント。何が入るの？というマイクロミニバッグも、モードでエクストリームなビッグバッグも、ファッションとしては大好物ですが、日常的に長く使うなら、無理していない自然体でいられるサイズが自分らしいと感じます。
内側は、コンパートメントが3つに分かれていて整頓しやすく実用的。手前はマチ無しで中身を詰めても膨らみにくく形をキープ、中央はマチありでたっぷり入り、一番後ろはジップポケットとカードポケットを備えて細々したものをフォローしてくれます。なんて気がきくんでしょう、天才。
大人になると「いいもの」の基準は人それぞれで、それがバッグとなると求める条件も正解も千差万別。そこそこの年数を生きてきて、自分の好みが分かってしまっている大人は、簡単には妥協できないから、自分の感性にピンとくるものに出会えた時の感動はひとしおなんだと思います。
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