【お詫びの相手先別・お仕事コーデ4選】謝罪シーンの装いルール【連載 松村沙友理のお仕事服研究所】

ネイビーのひざ下スカートでやわらかい雰囲気をまとって
謝罪先が会社ではなく個人の場合は、高圧的なイメージを与えないよう気をつけたいもの。エレガントなひざ下スカートのスーツに、とろみのブラウスを入れ、柔和なムードを漂わせるのがポイント。色はやはり間違いのない濃紺が賢い選択。仕上げのストッキングは、喪の装いに見える黒を避けて。ブラウス￥8990／プラステ　ジャケット￥25300・スカート￥17600／ソージュ オンライン ストア（ソージュ）　バッグ￥71500／ジャンニ キアリーニ 銀座店（ジャンニ キアリーニ）　靴￥17600／ダイアナ銀座本店（ダイアナ）　ストッキング／スタイリスト私物

あくまでも付き添いのみならセットアップでややきちんと
後輩がミスをして、取引先へのお詫びに同行。当事者ではないため、ダークスーツに白インナーというガチガチの謝罪スタイルを選ぶ必要はなくとも、明るい色やフリルなどは身につけないのが常識。シャープなジャケット＆パンツのセットアップに、グレーのタートルニットを入れ、落ち着きと誠実さを醸し出して。ニット￥40700／リーミルズ エージェンシー（ジョンスメドレー）　ジャ ケット￥63800・パンツ￥27500／カレンソロジー新宿（シーエスジー）　バッグ￥57200／ヴァジックジャパン（ヴァジック）　靴￥17050／ダイアナ 銀座本店（ダイアナ）

アイテムはいつもどおりで配色は“地味色しばり”が無難
発注ミスで迷惑をかけてしまった隣の部署へ謝罪に。ジャケットだと大げさになりすぎるけれど、柄物や派手色をまとっていると楽しげに見えて反省の色が伝わりにくいため、黒のブラウスにグレーのパンツでトーンは抑えぎみに。明るい色のネイルや大きめリングなども、この日はなるべく我慢して。ブラウス￥18700／セルフォード ルミネ新宿1 店（セルフォード）　パンツ￥19800（ユナイテッドアローズ）・靴￥39600（カステラーノ）／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店　時計￥41800／ココシュニック　カードホルダー／スタイリスト私物

信頼を与える落ち着いたチャコールグレーをチョイス
上司まで巻き込み、クライアントへと謝罪行脚。絶対に失敗できない日にお詫びの気持ちを託すのは、選び抜かれたウールベースの梳毛素材で仕立てられたチャコールグレーのパンツスーツ。やや長めのひとつボタンのジャケットは、大人っぽさを感じさせ、年齢を重ねてもずっと頼れる存在に。白のカッターシャツで、キリリと着こなすのがこのシーンには最適。シャツ￥38500／エイチ ビューティー＆ユース（ロエフ）　ジャケット￥46200・パンツ￥28600／リンク・セオリー・ジャパン（セオリー）　コート￥19990／アンフィーロ　バッグ￥50600／ヴァジックジャパン（ヴァジック）　靴￥53900／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店（ペリーコ）