ここ最近のお気に入りはこちらの「ラボラトリオ・オルファティーボ」の「ビアンコフィオーレ」です。ビアンコフィオーレ=白い花、の名の通り清潔感のある、でも深みもある花々の香りです。ユリ、タヒチローズ、ジャスミン、スイカ、マリンアコード、サンダルウッド、ローズウッド、アンバーなどなど、すぐに「これはこの香り!」と言えない複雑さとそのバランスが素晴らしいんです。気に入りすぎて詰め替え用をリピートするものの、これで何本目だろう…?
ちなみに、こちらの香りはマンダリンオリエンタル東京でも採用されているものだそうで、ルームディフューザーでも人気No.2。(No.1の香り「ビアコンテ」もそれはそれは素敵な香りです。)
このブランドのコンセプトもすごく好き。イタリアのブランドなのですが、ブランド名の意味は「嗅覚の実験室」。いわゆるマーケティングに基づき、万人が合格点を出す香りを作るのではなく、あくまでもアーティストとしての調香師が、自由に才能と情熱を注いで作るフレグランス、というところがすっごく面白い!
だからこそすごく華やかでフレッシュなのに「なかなか出会えない絶妙な香り」になるんですね。先日ご紹介したアスティエのお香とはまた違う立ち位置の、ずっとそばにいてほしい香りです。
部屋の模様替えをするよりも気分転換になるかも、と部屋の香りづけブームはしばらく続きそうです!(編集マフユ)