オトナの髪は夏に老ける！ 髪の「紫外線対策」4選

紫外線、皮脂、乾燥。加速するダメージ。バイラ世代は髪のエイジングの岐路に！　顔よりも太陽に近い髪は、ダイレクトに紫外線を浴びているパーツ。ケア意識を高めて“夏老け”を予防しよう。

「紫外線を浴びると髪の“SS結合”が切れてしまいます。このSS結合とはサロンでカラーリング剤を入れるときにケミカル処理で外すもの。つまり髪を染めていなくても、カラーしたのと似た状態になってしまう。紫外線ダメージはそのくらい強力。だから、予防ケアが大切なんです」（伊熊さん）、「夏は軽めのケアにしがちですが、紫外線を浴びる季節こそ保湿力の高いトリートメントで保湿＆補修ケアを習慣に！」（津村さん）

「最近はヘアオイルタイプのUV予防アイテムが登場しています。髪にまんべんなく塗布しやすく、きちんと浸透してくれるテクスチャーなので、UV予防対策におすすめです」（伊熊さん）、「髪のUV対策はドライ時からスタート。タオルドライ後に専用のアウトバストリートメントを塗布し、しっかり乾かしましょう」（津村さん）

「紫外線を浴びる夏は、集中ケアレベルの濃密トリートメントをデイリーケアに取り入れても◎。パーマ派、カラー派、ヘアアイロン派は特にヘアケアの強化を」（津村さん）、「髪が空洞化している状態なので内部補修できるアイテムを。パサつき毛やダメージ毛を強化してくれるヘマチン配合のヘア美容液を取り入れるのもおすすめ」（伊熊さん）

セットトップス￥6490／バロックジャパンリミテッド（アズールバイマウジー）　（上）帽子￥24200／ジャーナル スタンダード 自由が丘店（ラック オブ カラー）

撮影／nae.（人）、柳 香穂（物）　ヘア／津村佳奈〈Un ami〉　メイク／神谷真帆　スタイリスト／辻村真理　モデル／澤村花菜　取材・原文／松井美千代　構成／渡辺敦子　※BAILA2023年8・9月合併号掲載