実は髪や頭皮も“夏老け”要注意パーツ。しかもバイラ世代はエイジングの岐路に。顔よりもむしろ太陽に近い髪と頭皮。ダイレクトに紫外線を浴びているパーツなので、もっとケア意識を高めよう!
美容エディター/毛髪診断士
伊熊奈美さん
雑誌やテレビなど、様々なメディアで美容を発信。毛髪診断士の資格を持ちヘアケアや頭皮ケアに精通。専門の著書も多数。
美容師
津村佳奈さん
人気ヘアサロン「Un ami omotesando」のトップスタイリスト。美容家のヘアを多く担当し、撮影にも帯同するなど幅広く活躍中。
【頭皮の紫外線対策】紫外線を頭皮に当てないための 予防対策が必須!
「紫外線を浴びることで頭皮の真皮コラーゲンが破壊されてたるんだり、幹細胞が傷ついて白髪や薄毛につながったり、様々な影響が。紫外線を浴びた直後には、顔や体と同様に頭皮にも炎症が起こるし、乾燥もひどくなります。
頭皮は紫外線ダメージを受けてしまった後の対処ケアアイテムが少ないパーツなので、まずは紫外線を浴びないような物理的対策と、UVケアコスメによる予防の併用がおすすめです」(伊熊さん)
1.帽子や日傘で物理的に紫外線をカット
「直接、紫外線が当たらないようにするのがいちばんの対策。帽子をかぶる、日傘を差すなど物理的なカット方法が確実です」(津村さん)、「実はコラーゲンを破壊するUVAは髪をすり抜けて頭皮にも届くといわれています。アウトドアをする、通勤時間が長いなど、夏の外出が多い人は、物理的対策が必須です」(伊熊さん)
2.分け目をこまめに変えて頭皮の日焼けを予防する
「頭皮も日焼けをするので、紫外線を浴びると地肌も黒く焼けてしまうんです。特に直射日光を浴びやすい分け目の部分は、肌の色の変化が顕著に現れています。ヘアスタイルはいつも同じ分け目にせず、日によってこまめにパートを変えてセットをすることも、頭皮の日焼け予防につながります」(津村さん)
3.UVスプレーは髪全体にまんべんなく塗布するべし!
「UVスプレーを使うときは髪全体に行きわたるよう、頭上でぐるぐると大きく旋回するように吹きつけましょう。SPF値が記載されているものは顔にもOKなタイプなので、塗布時に髪だけでなく顔についても問題ありません」(津村さん)、「UVスプレーは髪をセット後、最後に使うのがおすすめ。手で触れると剤が取れやすいので、こまめにつけ直しましょう」(伊熊さん)
髪と頭皮を紫外線から守る処方。皮脂や汗対策も。スカルプD ボーテ UVスプレー SPF50+・PA++++ 80g ¥2750/アンファー
4.スカルプエッセンスは頭皮の乾燥対策にも必須アイテム
「紫外線を浴びた日は地肌も乾燥しています。洗髪後はスカルプエッセンスなどで保湿ケアをプラスしましょう。髪のエイジングも進み始めているバイラ世代なら、育毛対策ができるケアアイテムを選んでも。今必要な頭皮の保湿ケアと、未来のための対策が同時にできて一石二鳥です」(津村さん)
《1》スカルプエッセンスをつけるときは、髪をかき分けて、地肌へ直接ON。数カ所に分けて塗布しよう
《2》エッセンスを塗布したら、頭皮を動かすようにマッサージをして。地肌をほぐし、血流促進効果を狙う
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撮影/nae.(人)、柳 香穂(物) ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 メイク/神谷真帆 スタイリスト/辻村真理 モデル/澤村花菜 取材・原文/松井美千代 構成/渡辺敦子 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載