【大人の髪の疑問にプロがアンサー】髪のエイジングにまつわる3つの疑問を解決！

いまさら聞けない大人の髪に関する疑問に、毛髪診断士指導講師・美容エディター伊熊奈美さんが回答。今回は、意外と知らない髪のエイジングケアについて。エイジングサインを見つける頭皮チェックや白髪ができる仕組み、髪がパサパサにならないコツを伝授。

A.こまめにチェックを！赤や黄色はエイジングサイン
「頭皮の健康状態は色で識別。健康な頭皮は青白い透明感のある色み。水分と油分のバランスがベストな状態です。やや危ないのが黄色。危険信号なのが赤。酸化や炎症を引き起こしており、健康な髪が生えにくくなっています。まずは睡眠や食事など、生活スタイルの見直しを」

A.髪の毛を黒くする色素細胞の働きを維持できなくなるため
「髪は色のない髪と黒いメラニン色素の組み合わせでできています。つまり、もともとの生まれたての髪はすべて白髪。そこから色素細胞がメラニンを生成して髪を黒く色づけるのですが、加齢などの影響によりその働きを維持できなくなり、白髪になってしまうのです」

A.早めに乾かす!ドライヤーはまず頭皮から!ぬれた髪で寝ないこと！
「ぬれ髪はキューティクルが開きっぱなしのため、大事な髪の内部成分が流出し、空洞化に拍車がかかります。基本的なことですが、洗髪後はすぐ乾かすことが大切。生乾きで寝るのは、摩擦によるダメージやにおいの原因になるので断固NG！」

撮影／田村伊吹　モデル／若元 彩（スーパーバイラーズ）　取材・原文／谷口絵美　※BAILA2024年10月号掲載