モロッコで食べたい絶品ドーナツ「スフィンジ」（Sfenj）

スフィンジ（Sfenj）とは発酵させた生地を油で揚げて作られるドーナツのような食べ物で、外はカリッと香ばしく、中はもっちりとした食感が特徴です。形は穴のあいたリング状で、揚げたてに砂糖をまぶしたり、蜂蜜をかけたりして食べるのが一般的。モロッコでは、朝食やおやつとして親しまれています。

こんがりと揚がっていくドーナツは見ているだけで食欲をそそります。

作っている様子を見ていると、生地はとっても柔らかくて、手で生地をリング状にして油におとしていきます。まさに職人技！

こちらのお店はテーブルがあり店内で食べることができましたが、多くはテイクアウトのお店です。外側はカリッカリ、そしてなかはもっちり。ポンデリングよりももちもち感が強いかもしれません。生地は甘みがなくパン生地に近いです。どことなく日本の揚げパンを思わせるシンプルな味わいです。

スフィンジのおいしさにはまってからは、見つける度に買って食べ比べていました。基本的に外はカリカリ、中はもっちりのドーナツですがお店によって食感が微妙に異なります。

価格は1個5～10モロッコディルハム（16～32円）と激安です。