選んだときのときめき、手に入れるまでの背景、使うほどに重なっていく記憶……。一つひとつに理由と想いを宿した、チームBAILAの愛すべき「名品」には、それぞれに心を動かす物語がある。エディター、ライターが推薦するファッション名品をご紹介。
ティファニー|「エルサ・ペレッティ™ ダイヤモンド フープ ピアス」
ミニマルな造形美が際立つ美しいフープ

シャープな大ぶりフープピアスに、一粒ダイヤモンドが耳もとで凜々しくつやめくモダンなたたずまい。品のよさと洒落感が響き合う洗練デザイン。(K18YG×DIA)¥495000/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
デルヴォー|「ブリヨン PM」

エディター
東原妙子さん
20代の頃、取材をきっかけに深く知った「デルヴォー」。ベルギー王室御用達の格式に加え、“世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾン”という長い歴史を持つ、唯一無二のブランドです。中でも「ブリヨン」は、直線と曲線が織りなすアート作品のような構築美が魅力で、大きなロゴを前面に出さない静謐な気品も好み。“抜けのある服にクラス感のあるバッグ”という長年変わらない私のスタイルにも静かに寄り添ってくれる大切な存在です。20年の時を重ねた今、あらためてその美しさにほれぼれしています。
建築的な端正さと卓越した職人技にため息

誕生は1958年。ル・コルビュジエ設計のフィリップスパビリオンから着想を得た、建築的なフォルムが特徴。丸みを帯びた馬蹄型のバックルとのコントラストも美しい。(19×24×12)¥1224300/デルヴォー
フェラガモ|「ヴァラ」

ライター
榎本洋子さん
幼い頃、母の「ヴァラ」にこっそり足を入れ、ブカブカの靴で歩き回っていたことを覚えています。ブランドものに興味のなかった母が、なぜかこれだけは大切に履いていて……。その品よくコンサバティブな存在に憧れて育った私が、今はモダンに進化した「ヴァラ」に再び心惹かれることに、不思議な縁を感じます。しかも、誕生したのは私と同じ1978年。世代を超えて愛され続ける、その普遍性こそ名品の証なのだと思います。
時代とともに変化しても揺るがない品格

「ヴァラ リボン」が甲をエレガントに飾る、メゾンを代表する名品。日常の装いにもなじむ5.5cmのミッドヒールは、華やかさと歩きやすさを兼ね備え、足もとを美しく演出。各(5.5)¥137500/フェラガモ・ジャパン
撮影/生田昌士〈hannah〉 スタイリスト/吉村友希 モデル/三田村澪 取材・文/松井亜里沙 ※( )内の数字は編集部で計測した(高さ×幅×マチ)およびヒールの高さで単位はcmです。K=金、YG=イエローゴールド、DIA=ダイヤモンドの略です ※BAILA2026年11月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。





















































エディター
伊藤真知さん
30代半ばから、毎年誕生日に憧れのブランドで“いいもの”を買うのが楽しみ。カジュアルにもなじむフープピアスこそ、大人になった今、きちんといいものを選びたくて「エルサ・ペレッティ」のダイヤモンドつきをご褒美買い。シンプルなのに存在感があり、決してこれ見よがしではない。つけ心地もよく、何年も愛用できていることも“名品”と思う理由です。このピアスをきっかけに、ますます「ティファニー」の魅力にはまっています。