【ユニクロ（UNIQLO）エアリズムマスクがアップデート】改良版の新型着用レビュー＆旧型と徹底比較、カラバリでグレーも登場！

高機能フィルターに頼って、この夏はエアリズムマスクをヘビロテユースしているエディター沖島。旧型もじゅうぶん魅力的なのですが、ユーザーリクエストを反映させた新型エアリズムマスクの改善点や着用感などを詳しくレポートしていきます。

8月20日現在、ユニクロ（UNIQLO）各店頭のエアリズムマスク売り場はこのような（↑、写真はユニクロ 渋谷店で撮影させていただきました）感じで、リニューアルした新エアリズムマスク（左）と、従来のエアリズムマスク（右）が混在して販売されています。

写真／ユニクロ（UNIQLO）公式オンラインストア

新エアリズムマスクの陳列コーナーには写真のような（↑）赤い“UPDATE”マークつきポップがディスプレイされているので、目印にしてみてください。

こちら（↑）がリニューアルした新エアリズムマスクのパッケージです。従来のパッケージに比べてややコンパクトで、上部に吊り下げ販売可能なフックがついていて、“WASHABLE　FACE エアリズムマスク MASK”の商品名の視認性がやや高いのが特徴かと。

こちらがユニクロ（UNIQLO）アップデート版エアリズムマスクの実物、Mサイズです。フィルター入り3層構造＆立体成型構造で、洗って繰り返し使用でき、3枚組￥990（＋税）。色はホワイトとグレーの2カラーがあります（グレーについては後述）。
下記3サイズ展開も変更なし。
●S：こども用（小学生以上が目安、必ず保護者や大人の監督管理のもと着用してくださいね）
●M：小さめがお好みの成人用（女性は主にこれかも）
●L：一般成人用（主に成人男性の普通サイズ）

【おことわり】

＊マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありませんが、「エアリズムマスク」は一般財団法人カケンテストセンターにて下記試験を実施しています。
・(初期値)バクテリア飛沫捕集‥(BFE)99％カット　※ASTM F 2101 バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験
・(初期値)花粉粒子捕集効率‥99％カット　※花粉粒子捕集(ろ過)効率試験

写真／ユニクロ（UNIQLO）公式オンラインストア

ユニクロ（UNIQLO）のエアリズムマスクは、新旧ともに3層構造になっていますが、新型では1層目と3層目をともにエアリズムメッシュ生地に改良したそう。
●1層目（肌に当たる裏面）：エアリズムメッシュでなめらかな肌ざわりと、高い通気性。
●2層目（中層）：細菌や花粉などの粒子を99％カット。ＢＦＥ99％（※初期値）
●3層目（外側の表面）：より呼吸しやすいように1層目と同じエアリズムメッシュを使用。

新エアリズムマスクの改良点その①は、３層構造の表生地にも、裏面と同じエアリズムメッシュ生地を採用した点。旧型のメッシュ生地よりも薄手で通気性を高めながら、紫外線を90%（UPF40）カットするUVプロテクション機能はそのままキープ◎。

改良点その②は、顔の肌側に当たる面に、“AIRism（エアリズム）”ロゴとともにサイズ表記（S・M・Lのいずれか）が大きくプリントされ、マスクの表裏および上下の向きが判別しやすくなったこと。

ユニクロ（UNIQLO）のエアリズムマスクは３層構造ですが、アップデートした新エアリズムマスクは、表面も裏面も同じエアリズム生地を使用しているようです（旧作は、表面のメッシュ生地と裏面のエアリズム生地は別の種類でした）。手で触れた印象ですと、新エアリズムマスクは旧作に比べてとろんとなめらかでひんやり感も向上している気がしました。

ここでユニクロ（UNIQLO）新旧エアリズムマスクを並べて比較。ともにMサイズ（大人の小さめ、主に女性や小顔の方用）で、左が新型・右が旧型（5回ほど洗濯済み）です。縫製構造はまったく一緒ですが、目視レベルでは新エアリズムマスクの方が少しだけコンパクトな印象。フィット感を微調整し、より快適なつけ心地にアップデートしているそうです。あと、旧型は真っ白なピュアホワイトカラーですが、新型はアイボリーホワイトカラーになっていますね。

表面を比較。旧型（下）の表生地のほうがメッシュの目がやや粗い（＝大きい）のがおわかりいただけるでしょうか...あと、実際に触れていただくとよりわかりやすいと思うのですが、旧型のメッシュ生地のほうがやや分厚いです。

続いて顔の肌に当たる裏面を比較。前述のとおり、“AIRism”ロゴのみのプリントだった旧型（下）に対し、新型（上）はロゴに加えてサイズ表記も加えているので、マスクの裏表および上下の見分け方がより簡単になりました。また、旧型のエアリズム生地採用部分は裏面のみでしたが、新型は表面・裏面ともにエアリズム生地なので、通気性（＝呼吸の通りやすさ）はアップしているのかと。

いざ新エアリズムマスクを着用！　ちなみにこの日の東京は快晴で、日中の最高気温36℃とガチの猛暑日。使い捨ての不織布マスクでは着用数時間で顔の下半分がめんたいこのように腫れ上がってしまうスーパー敏感肌エディター沖島は新型コロナ禍のこの夏、洗って繰り返し使える肌にやさしい布マスクを厳選して愛用しているのですが（過去記事参照）、ユニクロ（UNIQLO）のエアリズムマスクもヘビロテ中のひとつ。しかし、接触冷感や通気性重視の夏用布製マウスカバーと異なり、内臓フィルターがスーパーしっかりしているため、多くのレビュー記事でも指摘されているとおり、炎天下で着用し続けながら歩いているとどうしても“フガッ(>.<)”と苦しくなってしまいます。

ノーズワイヤーは入っていませんが、鼻の上からあごの下までしっかりカバーしてくれる安心設計。長時間耳にかけていても痛くなりにくいのと、鼻から口にかけてのラインがまあるいシルエットになっていて唇に密着しないので、お化粧をする女性の場合、口紅やリップをつけていてもマスクにつきにくい構造は変化なし。しかしやはり、より密着感を高めるため、Mサイズはややコンパクトなつくりに改良されているようです（大人男性用のLサイズ、お子さま用のSサイズはどうなのかしら）。

ノーズワイヤーは内臓されていませんが、よりフィット感を高めるよう改良されているので、鼻の脇にできがちな隙間もほとんど気になりません。また、立体構造のため、マスクをしたまま話していても、ズルズルと下にズレてきて肝心の鼻が丸見え...なんて事態に陥ることも少ない気が。このクォリティで3枚組￥990＋税は、やはり「よくできている（* "q'）」といえると思います。

写真／ユニクロ（UNIQLO）公式オンラインストア

ちなみに新型エアリズムマスクには、カラバリでグレーも登場しました。8月21日以降を目処に、ユニクロ（UNIQLO）公式オンラインストア＆各店舗に随時入荷スタートしているようなのですが、いまだ発見できておらず。見つけたら即買いしてみようと思います。

「エアリズムなのに涼しくないじゃんか（｀ω´）o！」とユーザーの評価が分かれているユニクロ（UNIQLO）のエアリズムマスクですが、新型・旧型ともに高機能フィルター（バクテリア飛沫捕集99%カット・花粉粒子捕集効率99％カット）内臓で、洗って繰り返し使え、20回洗濯を繰り返しても性能がほぼ落ちないうえ、エアリズムという接触冷感・抗菌防臭・なめらかさ・UVカットなどの高機能を備えた、通年で使えるきわめてすぐれた布マスクだと思っていて、エディター沖島はとってもお気に入りです。6月19日の発売から約2カ月というごく短期間でユーザーの声を反映させたアップデート版を商品リリースできる迅速な対応力にも感服することしきり。人のいないところではマスクを外して一息つく・こまめな水分補給・日陰を利用して移動するなど、熱中症対策と合わせて上手に活用してみることをおすすめします◎。