BAILAエディターズのリレー式コラム、第201回はアンクレイヴの「ウールメルトン」シリーズのコートをご紹介します。
アンクレイヴのコート、この2枚で冬を過ごす!
アンクレイヴのコートが2枚揃いました!
1枚は、展示会でオーダーしたオフホワイトのダッフルコート。
もう1枚は、11月頭に開催されていたPOP UPで購入していたPコート。
左が展示会でオーダーしたオフホワイトのダッフルコート。右がPOP UPで購入したグレージュのPコート。
オフホワイトとグレージュ、端正な大人らしさと、柔らかさが同居したニュアンスのある色出しにほれぼれ・・・。
「汚しちゃったらどうしよう!?」と躊躇しそうな色ですが、撥水・撥油・防汚加工の素材が、背中を押してくれました。
目の詰まった、厚みのあるウールメルトン生地ですが、着心地は柔らかく、シルエットもゆったりとして肩が凝らないのもウレシイ。
一足早く手にしていたPコートを着てきていた今日、心待ちにしていたダッフルコートが編集部に届き、冬の”コート込み”コーデはこれで無敵に♪
明日はどっちを着よう?
そもそも今日どっちを着て帰ろう?
とワクワクしながら、2枚を着比べてみました!
アンクレイヴのコートを着くらべ
補正力がスゴイ!「プルーフメルトンダッフルコート」
今日着てきた服にそのまま、ダッフルコート(届きたて)を着てみました。
展示会でも試着しましたが、今日ニットの上から着て、改めてそのスゴさを実感‼
膨張色のオフホワイトにもかかわらず、落ち感のある柔らかな生地とドロップした肩線、ゆるめの身幅といったディテールが総動員されて、上半身の厚みを上手にカバーしてくれている!
さらに、すらっと脚長に見せてくれるディテールも満載。
トグルボタンは、へそ上に3つまとめて配置され、肩のストームパッチはドロップショルダーに合わせて大きめ。
ダッフルコートではしばしば正面にパッチポケットがついていることが多いのに対し、このコートは脇ポケット式。目線を分断するものが一切ないので、すっきり縦長な印象に!
中にミドルゲージのゆるニットを着ても、上半身すっきり。
現在、オンラインストアではオフホワイトは完売していますが、今年らしいブラウンや定番のネイビー、そしてグレーが販売中。色とサイズによっては残りわずかなようなので、気になる方はお早めにぜひ!
ちなみに私は身長165㎝で、大きいほうのサイズ1を購入しました。
シャレ見え力がスゴイ! 「プルーフメルトンPコート」
こちらが、今日家から着てきたPコート。
同じコートインコーデがどちらも行ける、この2枚のコートの対応力の高さ、伝わりますでしょうか!
クローゼットを開けるたびに「いい色だねぇ」と褒めてしまう、グレージュカラー。
POP UPショップ限定で登場すると知って、伊勢丹に駆け込みました。
今年はショートコートが新鮮に映って着たい気分だったのですが、冷えも気になる年頃なので、お尻が隠れるこの丈はまさに理想的。
リモートワーク中や週末に「ちょっとそこまで」出るときにも、気軽に羽織れるのでついついいつも手に取ってしまう1枚です。
こちらもドロップした肩線がポイント。カフスの切り替えもかわいい!
ちなみに、購入したのはサイズ0。
ダッフルコートをサイズ1でオーダーした記憶があったので、0、1両方試着してみた結果、私の体格だとサイズ1よりも適度にコンパクトに着られるサイズ0がベターと判断。
中にニットやフーディを着てもすっきりと。
オフホワイト、ネイビー、グレーの3色がありますが、オンラインストアによると完売しているサイズ・色も多いようです…ご紹介が遅くなってしまって、ごめんなさい!
それでも、このコートはほしかった。
今年コートを2枚も投入するべき?
高校生以来着ていないダッフルやPコートという、王道トラッドなものをどう着る?
・・・正直、そんな葛藤や戸惑いもありました。
それを吹き飛ばしてくれたのは、アンクレイヴならではのものづくりでした。
王道トラッドを、今の時代や大人の女性にフィットするものに昇華したデザインや色出し、着心地。そして季節に合った機能性と、バランスの取れた価格。
永遠の定番的アイテムだからこそ、上手な更新には、お値段以上の価値があると思います。
ストレスを感じがちな今年の冬だからこそ、明るい気持ちで着られるコートを、さっと羽織って歩いていこうと思います。(編集ミツコ)