真冬の着こなしはいつにもまして万能な黒に頼りたくなる。おしゃれプロたちのリアルなコーディネートから、無難じゃない黒の選び方・着こなし方をチェックして! スタイリスト吉村友希さんは、柄で取り入れたり、トレンドアイテムやきれい色と合わせて地味見えを回避。
【DAY1】モノトーンのストールが効いた冬のきれいめカジュアル
「顔立ち的にダークトーンでまとめると地味に見えがちなので、ストライプ柄の大判ストールをアクセントに。ジルサンダーの黒ニットはシンプルさのなかにも品があって、大活躍中です」
Knit / JIL SANDER
Pants / col pierrot
Stole / HOLZWEILER
Boots / FABIO RUSCONI
Bag / MODERN WEAVING
【DAY2】落ち感のある黒いツヤスカートでボアコートをすっきり着こなす
「シルエットのきれいな黒スカートがあれば、バランスが心配なボリュームのあるボアコートも安心して着られます。今年はスカートにソールが厚めのゴツいブーツを合わせたくなりますね」
Coat / AURALEE
Sweat / marmors
Skirt / SACRA
Boots / Gianvito Rossi
Bag / LOEWE
【DAY3】主役の千鳥柄コートからのぞく明るいカラーが華やか
「黒の千鳥柄コートは羽織るだけで雰囲気が出てお気に入り。明るいオレンジやブルーデニムと合わせて、裾や首もとから見えるバランスも可愛くなるようにコーディネートしました」
Coat / HEUGN
Cut and sewn / AURALEE
Denim / 5 1/2
Boots / LAURENCE
Bag / DEMELLIER
【DAY4】黒×ビビッドイエローはメリハリのつく好配色
「ビビッドカラーは合わせても負けないので、案外黒と好相性な色。鮮やかなトップスに目がいく分、タイトなデニムとサイドゴアのロングブーツを合わせて、ボトムは引き締めました」
Knit / GALERIE VIE
Blouse / UNITED ARROWS
Coat / HEUGN
Denim / MOTHER
Shoes / Aquazzura
Bag / CELINE
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉 ヘア&メイク/廣瀬浩介 ※BAILA2022年2月号掲載