オリンピックも良いけれど、【夏の甲子園】だって熱いんです!

リオ五輪開催間近。弊誌でも連載にご登場頂いている松岡修造さんのアツい解説とともに、4年に1度のスポーツの祭典を楽しみたい所存です。だがしかし!日本は兵庫県にあります甲子園球場もアツいんです。高校球児のキラキラとした汗と涙の結晶は観る者の心を動かします。

夏の甲子園は、野球に興味のあまりない方にもぜひおすすめしたい大会。
①地方予選が始まってから、「負けなし」のつよ~い高校が出場
②高校3年生は負けたら即引退、勝っている限り夏が続くというまさに極限状態
③金属バットなのでカキーンといい音と共にかなり飛距離が出て応援していても楽しい、派手な試合になる確率が高い
④きらっきらした高校生活を野球に捧げている少年たちに胸キュン
独断と偏見によるところが多いですが、ハマりがちな良いスポーツなんです、高校野球。

今年は地方予選の時点「優勝候補」と言われていた高校が敗れてしまうなど、既に涙なしでは語れない状況になっています。早稲田実業、敦賀気比、静岡…ああ、47都道府県行きたかった。
予選に行けた中で感動したのが、西東京大会準々決勝の八王子対早稲田実業。お父様がラグビー監督をつとめることでも知られる大砲・清宮くん、そんな清宮くんから4番の座を奪った1年生野村くん。とにかく話題の選手に事欠かず西東京の優勝候補筆頭だった早稲田実業。対するは、毎年かなり勝ち上がるものの、甲子園出場経験なしの八王子。ピッチャー早乙女くんは予選で好投を続けていて、早稲田実業の強力打線を抑えられるかが注目でした。
そう、K嬢も正直清宮くんのホームラン見たさに球場に行ったところもすこ~しありました。しかし、チャンスを着実にものにしていったのは八王子。そう、今日本中が一番注目しているといっても過言ではない清宮くん&野村くんコンビが準々決勝にして姿を消してしまったんです。1人で「八王子よくやった&こんなにも集客し、最後までチャンスを作り続ける早稲田実業さすが」と号泣してしまいました。3年間ただひたすらに甲子園を目指してきた高校生たちの姿に、見習うところも沢山あります。仕事に失敗した、疲れた、明日行きたくない…大人になると色々と愚痴ることもありますが、彼らは3年間をこの1試合のためにすごしているんです。なんという甘酸っぱさ。なんという不条理への挑戦。取り急ぎ初心に帰ろうという気持ちになるのは間違いないです。
そうして勝ち上がった八王子、なんとこの後も勝ち続け、甲子園出場決定したんです! 神宮球場で遭遇した大学の先輩(八王子野球部OB)、決勝は仕事が手につかないほど速報に夢中だったとか(良い子はまねしないでください)。本当におめでとうございます。
勝っても負けても、最後はきちんとびしっとならんで挨拶。そんなところもまた、観客席から見ていると『おつかれさま!』と声をかけたくなる良いところ。

8月7日(日)、つまり今週の日曜から開幕です。あっつーーい天気が関西では続いているようですが、どうか体を壊さず頑張ってほしい!
ちなみに高校野球だけでなく、大学野球もプロ野球も本当に面白いです。語りすぎてしまいましたが、リオも甲子園も見たくなるK嬢はきっと不眠不休で応援し続けます。日本代表も、高校球児のみなさんも、がんばれー!
(自分は運動神経悪め、な編集K嬢)

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