500ページを一気読み!手が止まらない傑作

友人の「面白いよ」という言葉をきっかけに、蔦屋書店でふと手に取った一冊。
気がつけば30分ほど立ち読みで没頭してしまい、そのままレジへ向かっていました。
2022年発刊、辻村深月さんのベストセラー小説『傲慢と善良』。
ページをめくる手が止まらず、約500ページを、一気に読み終えてしまいました。
Netflix配信開始!キャスティングの「リアル」が物語を加速させる
今更ながら、ではありますが
2024年には実写化された本作は5月からNetflixでの配信も開始。
再注目されています。
マッチングアプリで出会い、婚約した直後に姿を消した真実(まみ)。彼女を追う架(かける)。
自信家で「選ぶ側」であり続けてきた架を藤ヶ谷太輔さん、親の期待に応える「いい子」でい続けてきた真実を奈緒さんが演じるキャスティングは、あまりにリアル。
「善良」という名の傲慢さ。心に刺さる言葉の数々
本作は、婚活というテーマを通じて、私たちが無意識に抱える「傲慢さ」と「善良さ」を浮き彫りにします。 「自分が欲しいものが何なのか」が明確な人ほど、道は開ける。しかし、小さなコミュニティや親の期待といった「見えないレール」の上で生きてきた人にとって、その選択がいかに残酷で美しいものか。
特にずーんと刺さった一部をご紹介
現代に生きる人々は、自分を過小評価し、変にアピールすることなく、「ただ普通の幸せが欲しい」と謙虚で善良な一面を見せる。
一方で、いざ相手を探すとなると、目の前の相手を「ピンとこない」と言う言葉で表現し始める。
つまりそれは、ピンとこない相手=自分の価値に見合っていない人間
と言っているようなものなのである。
自己愛の強さ故に人を値踏みする傲慢さが顔を覗かせるのだ。
人間は元来、傲慢と善良とか混ざり合った存在なのである。
---本書引用---
これほどまで露骨に言語化した文章に、目が離せなくなります
まとめ:揺れるライフステージで、自分が欲しいものを明確にする
キャリアやライフステージに悩むBAILA世代の私たちにとって、この物語は単なるエンターテインメントではありません。
自分は傲慢なのか、それとも善良なのか。最後に辿り着く「一生に一度の選択」をぜひ、本と映像の両方で体験してほしい傑作です。

書籍・映像情報
◾️作品名: 傲慢と善良
◾️著者名: 辻村 深月
◾️出版社名: 朝日新聞出版(朝日文庫)
◾️配信: Netflix(2026年5月1日より配信中)







































