【暮らしの変化】大阪育ちの私が長崎で出会った心のゆとり

こんにちは、スーパーバイラーズの松浦なつです。

生まれも育ちも大阪。
関西でずっと暮らしてきた私にとって、長崎は“旅先”としてしか知らなかった存在でした。

でも実際に住んでみると、そこには私が知らなかった「自分と向き合える暮らし」がありました。

今回は、そんな長崎での日々を通して気づいた、私の“好きなところ”をご紹介します。

長崎で驚いたのは、どこにいても自然がすぐそばにあること。
海、山、坂道…移動中にふと見上げた空や、夕暮れに染まる港の風景に思わず立ち止まってしまうこともしばしば。
以前の私は、リフレッシュ＝ショッピングでした。

お気に入りのカフェや百貨店で物欲を満たして心を整えていたのですが、長崎に来てからは、空や風、波の音に触れる時間が、何よりの癒しに。

何も買わなくても、自然の中で深呼吸するだけで、気持ちが整うことを知りました。
もちろんファッションや美容は大好きなので、
「心からときめいたものだけを買って長く使うこと」を大切にしています。

長崎に来る前は毎日つい予定を詰め込んでしまっていた私。

でも長崎に来て、予定のない休日にゆっくり起きて海辺を散歩したり、近所のカフェで本を読んだり…。
“なにもしない時間”を持つことが、こんなに贅沢だなんて知りませんでした。

忙しさから距離を置いて、自分の気持ちに素直になれる時間。
このゆるやかな時間の流れこそ、長崎で一番好きなところかもしれません。

坂の上から見下ろす街並みや長い歴史を感じる場所など…
長崎には、日常の中に“映画のワンシーン”のような瞬間がたくさんあります。
特別な場所に行かなくても、日々の景色そのものが心のご褒美。

「今日はどこを歩こうかな」って、何気ないお散歩がちょっとした冒険になるのも、長崎らしさ。

長崎に住むようになって、「もっと自分にやさしくしていいんだ」と思えるようになりました。
頑張りすぎず、ちょっと立ち止まって深呼吸する。
自然と歴史に包まれたこの街で、自分を大切にするという感覚が、少しずつ育っています。
都会の便利さも大好きだけど、今はこの長崎という街で、心地よいリズムで暮らすことに幸せを感じています。

大阪育ちの私が長崎で出会った、静かであたたかい時間たち。
この街に住んで、私は少しずつ“心の景色”を変えることができた気がします。

もし今、日々の忙しさにちょっと疲れていたら…
長崎にふらりと遊びに来てみてください。

ここには、ゆっくりと自分を取り戻せる時間が、きっと待っています。