おはようございます☺︎
ファッション誌のブログに沿わない内容かもしれませんが、私が産後うつだった時のことを書きたいと思います。
先日、Yahooニュースに"生後1ヶ月未満の乳児を、母親が絞殺"という記事がありました。Twitterのコメント欄には「育てられないなら産むな」との意見が沢山ありました。
でも、私は赤ちゃんが憎くて殺したのではないと思いました。お母さんは"産後うつ"だったのではないかと。出産を経験する人間にとって、産後うつは誰にでも起こりうることです。それを伝えたく、今回ブログに書きました。
私には2人の息子がいます。長男出産後はマタニティブルー、次男出産後は産後うつだったと思います。一度経験してわかっているはずなのに、気づいたらなっていました。
産後うつとマタニティブルーの違いは、症状の期間の長さ。
私に出た症状は
・とにかく毎日泣く
・圧迫感、息苦しさがある
・常に孤独感がある
です。
次男の時は、長男のように愛せるのか不安にもなりました。しんどいのは産後の短い期間と頭では理解しているのに、とにかく涙が出てました。
長男は、里帰りで母親が息抜きをさせようとしてくれたので2週間程度でしたが、次男は1ヶ月程度症状がありました。
なぜ産後うつが起きるのか。
・出産後から夜泣きによる、短時間、不規則な睡眠になり、身体が休まらない
・ホルモンバランスが崩れる
・ストレス
が、主な原因として有名ですが、これが大きな原因だったなと思うのが二つあります。
・会陰裂傷による座れないほどの痛み+母乳育児による乳首の傷の痛み
・母乳育児が上手くいかない
この二つが、私の場合は、強い精神的負担だったように思います。
1ヶ月、ずーっと座れないくらい会陰が傷ついてるのを想像してみてください。痛そうですよね?笑
上手く母乳をあげれず、乳首は傷ついて、よく服や下着に張り付いて、剥がそうとするとまた傷がめくれてました。
母乳は、長男の時も次男の時も一定量しか出ず"なんでみんなできるのに出来ないんだろう""努力が足りない""母親失格"の文字が頭に浮かんでいました。
傷が癒えるとともに、症状は落ち着きました。産後3ヶ月には、何であんなに泣いてたんだろう?と笑うほどに。症状が治ると、あの時の自分はどうしちゃったんだろうと思うような状態が産後うつ、マタニティブルーです。
痛み、寝れない毎日、出産から一息つけぬ疲れた身体、ホルモンバランス…
子供の泣き声に、耳を塞ぎたくなる瞬間が何度もありました。
だから私は、あのニュースのお母さんにこう声をかけたいんです。
頑張ってて偉いね。
私が1日家事も育児もするから、少し眠ったら?外の空気を吸ってきたら?
大変な時期もあるけど、あなたの赤ちゃん可愛いよ。
今しんどいなら、どうしたら赤ちゃんもお母さんも笑顔でいれるか一緒に考えよう
綺麗事かもしれませんが、私はこう声をかけたい。
大変な産後でも、産後うつにならない人もいます。
ですが、出産も妊娠も十人十色なように、元々の特性や環境によって、産後うつになる人もいます。
身体が重い10ヶ月、陣痛や出産の痛みを乗り越えたお母さんたちは、それだけで充分偉い。今うまくいかなくても、自分を認めてあげてほしい
私は、お母さんと子供たちが笑える未来が大事だと思います。
大変なのは今だけ…ではなくて、しんどかったら吐き出してほしい。方法は必ずあるはずだから。
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。
産後たくさん私を認めてくれた母親と、痛みを共有して笑いあえたママ友、今もそばで笑ってくれる子供たちに感謝してます。
産後うつだった私。
今、息子たちと毎日たくさん笑ってます。