観光地ではない実在の香港がそこに?ぜひ旅の前に読んでほしい一冊。
こんにちは。バイラーズのReineです。
数年前、香港に住むことが決まる1か月前、偶然にも訪れたのが香港でした。
旅の前にはその土地が舞台になっている小説を探し、読んでから訪れるのが私の旅の醍醐味。
橘玲著の「マネーロンダリング」を読み、香港に思いを馳せました。
実際に本著にでてくるような煌びやかな高層ビルの街の裏側にある”世界”、を知ることはありませんでしたが、
ー歴史的な背景から「いつか今の姿ではなくなるかもしれない」という刹那的な感覚
ー超近代的なビル群と背後に潜む迷宮のような路地
ー合理性を重んじる人々と彼らが大切にする風水
そんな街の持つ二面性に魅力を感じてきました。
ぜひ、本著を通して、香港の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

背景は物語の舞台を彷彿させる香港の金融街

本著の舞台のひとつとなる中環(セントラル)の一角。
主人公は香港を拠点に活動する個人投資家のアドバイザー。5億円の行方は。
題名:マネーロンダリング
出版社:幻冬舎
定価:830円+税 (文庫本)
ストーリー:
主人公の工藤がある日美貌の女性から「5億円を日本から海外へ送金し、一切足がつかないようにしてほしい」という依頼をうけます。しかし、5億円とともに彼女は忽然と消えてしまい、巨大な陰謀と”マネーロンダリング”に巻き込まれていくというミステリー。2001年の香港と東京を舞台にしています。
ちなみに著者の橘さんは、金融や経済の実用書的なものも書かれている方。本著がデビュー作。

煌びやかな金融街から一歩入ると
圧倒的なリアリティと世界観が虜に。
金融・経済に詳しい方が書いた小説ということで、描かれているお金の動きや税金を逃れる仕組みがとてもリアル。本当に"あの"香港の街で行われてるんじゃないか?そんな想像をしながら本を片手に街歩きをしてみるのも楽しいかもしれません。
そして、謎多き香港という舞台と数字とロジックで動く知的な世界観がついつい物語に没入してしまうポイントです。

オフィス街の裏には市民の生活が

中環(セントラル)の斜面沿いを走る長いエスカレーター
さいごに

ここで多くは語りませんが、待っているのは香港という舞台にふさわしい、スリリングな結末です。
ページを閉じたあと、きっとあなたも"あの"街を歩きたくなるはず。ぜひ、一度手に取ってみてください!
Reine












































