BAILA編集部員の最近のお気に入りをリレー式で綴る「エディターズピック」vol.51。
この夏、2年ぶりにサンダルを新調しました。
コロナ禍を経た30代のサンダル選び。
服の選びかたや履いていく場所が変わったように、サンダルを選ぶ視点にも変化がありました。
サンダル、この夏の選択① 厚底レザービーサン
毎年毎シーズン、ベーシック派に大人気のカミナンド。
新作は厚めソールと総レザーによる存在感が特長のトングサンダル。
私はガリャルダガランテのオンラインストアで、
ブラックのサイズ7(ふだんは23.5~24が基本)を買いました。
指名買いが集中する人気者は早めが肝心ですから、
4月の頭に、すでに出揃っていた新作情報をじっくりチェック♪
いわゆるスポサンよりも大人っぽく、いわゆるビーサンよりも社会性のあるものを欲していたので
「これぞまさに!」と、確実に手に入れるべく、初めて予約というものをしてみました!
5月の連休明けにめでたく届き、少しずつ履く日々。
以前にはトングサンダルで足の親指の付け根が擦れて痛くなった経験もあり
ちょっぴり不安だったのですが
履けば履くほど鼻緒のレザーが柔らかく足になじんで、今のところ痛みはゼロ!
やや重さがある分、歩いていて脱げそうになることもなく。
”ビーサン”の気負わないムードはそのままに、
ブラックレザーのツヤが普段着にほどよい緊張感を与えてくれ想定通り重宝しています。
サンダル、この夏の選択② メタリックカラーの細ストラップサンダル
もう1足は、メタリックパープルの細ストラップサンダル。
毎月の撮影現場で出会っては「これも可愛い!」と目移りしていたラルートでつい最近購入♪
今季2021年春にスタートした、EC限定のシューズブランドのラルート。
何がスゴイって、
まさに今「ほしいな、履いてみたいな~」と思う靴のトレンドを
30代の日常の着こなしになじむ洗練されたデザインに落とし込んでいて、
今っぽいのにがんばりすぎていないムードが大人にうれしい!
そんな靴が4ケタで買えるという、優秀すぎる価格設定!!
ちなみに私が選んだストラップサンダルは
細い紐部分がフラットでなくチューブ状になっており、そのぷっくりとした立体感や
スクエアにカットされた爪先の形がまさに今の気分で、お値段9680円。
タイミングよくポップアップストアで購入できました。
ピンクがかったパープルのメタリックカラーはオンラインで予習してあって
実物を見たらそれはもう可愛く、心ウキウキ奪われかけていたのですが、
足を入れてみると、その”ついてくる”感じ、フィット感が細ストラップとは思えないほど抜群!
爪先部分はぺたんこだけど、1.5cmのヒールで歩きやすし!
試着して「こいつは優秀だぜ♡」と、すっかり心わしづかみに。
ブラックレザーのビーサンの良さが、カッコよさ、ブレないムードにあるとしたら
こちらの魅力はそれと真逆の、
キャッチ―な可愛いらしさ、気分をパッとスイッチしてくれるキュートさ。
一方で、大人っぽさや抜け感は2足に共通。
今日はどんな気分?でこの正反対な2足からどちらかを選ぶ、この夏の玄関タイムが楽しくなりそうです♪
今年のサンダルは、カジュアルパンツの格上げ力が決め手!
2足に共通しているのは、ボトムとの関係性も。
元来のパンツ派がコロナ禍で加速し、
デニム、裾ドロスト、リブパンツ…と
おおよそ毎日、ボトムはカジュアルなパンツを選びがち。
そんなラフなパンツスタイルでも、
この2足はどちらを履いても足元から洒落感が加わるので
着こなし全体はカジュアルすぎない仕上がりになる、この頼もしさよ!
もしくは、ちょっときれいめにサテンパンツやセンタープレスパンツを選ぶ日でも
足元だけすごくカジュアル、になってしまわないのも良いところ!
週に数回の出社や、近場で過ごす週末に
”がんばりすぎ”も”がんばらなさすぎ”もしっくりこない今日この頃。
無理しないけど気分が上がるおしゃれっていいな~と
この2足のサンダルが改めて教えてくれました!
黒の裾ドロストパンツに華やかさを。パンツはメンズブランドYOKEのもの。
夏はとくにラフになってしまいがちなデニムの引き締め役に。デニムは古着のリーバイス。
編集ミツコ
好きな休日の過ごしかたは、はしごショッピングからの町中華でハイボール! メゾンブランドから古着までMIX主義のカジュアル派。北海道産強力粉で皮から作る水餃子には自信あり♪ 本誌ではファッションと美容、海外ドラマを担当。