BAILA編集部員のおすすめやお気に入りをリレー式で綴る「エディターズピック」vol.55は、スマイソンの名刺入れです。
![スマイソンの名刺入れ](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/a0/a029796c-2a9d-46ba-9633-dbfffbf0fab6.jpg)
絶対に間違いのない「スマイソン」
あらゆる革小物のなかで、仕事との関係がいちばん密であるのが名刺入れ。ビジネスの場において自分が何者かを表す名刺をしまっておくものですし、初対面の人にとっては第一印象の一部になることもしばしば。にも関わらず、お恥ずかしい話ですがここ3年ほどは間に合わせで買った名刺入れを惰性で使い続けていたのです。
もちろん、何度も何度も新しい名刺入れを買おうとしましたが、なかなか良いのが見つからず。海外のブランドで良いなと思うものがあっても「ヨーロッパサイズなので小さめなんです」と言われて断念したり、お気に入りのブランドのものはロゴがあまりに目立つデザインで躊躇したり。ハイブランドでも、そもそも名刺入れを作っていないところも多かったり。(パスケースなら、だいたいどこのブランドにもあるのですが……)急ぎで買ったノーブランドの名刺入れも使い勝手が悪いわけではなかったので、ずるずると思い入れゼロの名刺入れを使い続けていました。
転機になったのが今年の新人さんの配属でした。彼女のピカピカの名刺入れを見たらなんだか自分が一人の社会人として恥ずかしくなってしまって、このタイミングで買い替えよう!と決意。これまでグズグズ悩んで見つからなかったのだから、絶対に間違いのないブランドで!と思い、「スマイソン」のサイトに速攻でアクセスしました。
自分が納得できる色選び+自分らしい箔押し=愛着しかない!!
「スマイソン」は泣く子も黙る英国王室御用達の証「ロイヤルワラント」を授けられているブランド。130年以上の歴史を誇り、革小物をはじめ、美しすぎるノートブックなどのラグジュアリーな文房具を揃えています。この名刺入れもすっごくシンプルなのにどこか上品。外側はキズが目立ちにくいグレインカーフレザーで、内側はしっとりとした肌触りのスムースレザー。ポケットも複数あるので実用面も申し分なし。形はシンプルな一方、カラーバリエーションは豊富です。
私が選んだのはナイルグリーンというカラー。実際に私の目に映る色みは、黄みが強いアクアブルーという感じです。この色を選んだ理由は2つあって、一つ目が自分の名刺の色と相性が良いということ。BAILAの名刺は目が覚めるような赤なのですが、その赤に負けないけれど喧嘩もしない色が良いなと思っていました。このナイルグリーンは、好相性ながら印象をマイルドにしてくれてぴったり。
二つ目の理由が鮮やかな色であるということ。名刺を取り出すときの自分の気持ちも、相手に与える印象も明るい方が良かった、というのは建前上の理由。本当はカオスなトートバッグのなかでも闇にまぎれない色が良いという超ずぼらな理由です。挨拶のタイミングで「ちょっと待ってくださいね(汗)」と言いながらバッグの中をがさごそするなんてこと、もう一生ありませんように!!!!
箔押しができるということだったので、最初は自分のイニシャルにしようかな~とも思ったのですが、絵文字(?)のような図柄をセレクトできることを発見! さらに選択肢のなかにはユニコーンが! 馬好きとして昔から好きなモチーフで、AirPodsもユニコーンの絵文字をプリントしてカスタムしてるくらいなんです。(環境によって正しく表示されないと思いますが、PCやスマホでも「ユニコーン」と打つと絵文字を出せるんですよ→🦄)迷わず選択してオーダーしました。
カスタムあり&ロンドンから届くにしては、スピーディーにお家に到着。自分が本当に納得できる色とお気に入りモチーフの箔押しで、永遠に使い続けたい仕事の相棒ができました!
![編集M](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/db/dbede980-7c00-4c6f-a751-25900c8de117.jpg)
編集M
本誌ファッション担当。襟付きトップスとフレアパンツを1年の半分は着ている身長148cmの骨格ウェーブ。海外ECが大好きで、常に円相場をチェックしています。休日、乗馬の初級コースで美しいサラブレッドに癒されるのが至福の時間。